セキュリティシステムがより一般的になるにつれて、ネットワークカメラ市場も巨大になりました。従来のネットワークカメラは、固定焦点またはコントラスト方式オートフォーカス (AF) が採用されていました。現在では、顔認識技術が主流になるにつれ、4K等の超高精細 (UHD)画像処理や高速AFも必須機能となりつつあります。
このリファレンスでは、像面位相差オートフォーカス(PDAF) 機能を備えたCMOSセンサが組み込まれています。PDAFはセンサが直接フォーカシングを行うため、従来のコントラスト方式AFに比べてより高速です。また設計者はよりローエンドなレンズを使用できます。PDAF対応のCMOSセンサ (CIS) が、従来のコントラスト方式に伴うレンズのウォブリング操作を必要としないからです。
また高性能な電源・アナログシステム部には、当社のクロックジェネレータ、PMIC、DC/DCコンバータ、ネットワークカメラモジュール用LDOを使用しています。
このシステムのメリット
In this video, we will explain how to use the reference design kit for 4K and high-speed AF camera.
You can set it up and use its camera functions such as RTSP Video Play, zooming control, and exposure control.
ルネサスのLab on the Cloud は、ルネサスの定評ある評価ボード、ウィニング・コンビネーション、ソフトウェアといったソリューションを、ユーザがオンラインでアクセスしてテストできるリモート開発環境です。
位相差オートフォーカス(PDAF)を搭載したCMOSイメージセンサ(CIS)ボードと高性能画像信号処理(ISP)ボードからなるソリューションです。
ルネサスは数多くの新しいウィニングコンビネーションを提供します。 これらの高度なデザインはルネサスの組み込みシステム用デバイス、アナログ、電源、コネクティビティ製品等の幅広い製品ポートフォリオを活用して構成しています。 設計検証済である為、お客様の設計の加速、製品開発サイクルの短縮に貢献するとともに、製品市場投入におけるリスクの軽減をサポートします。