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R-Car H3

概要

コンピューティング性能の向上と自動車用機能安全規格に対応

「R-Car H3」は、自動運転時代の車載コンピューティング・プラットフォームとして利用できるよう、従来の「R-Car H2」を陵駕するコンピューティング性能を実現しました。自動車用機能安全規格ISO26262(ASIL-B)に対 応し、セキュリティ機能を強化、堅牢性も向上させています。
「R-Car H3」は、車載情報システムに加え、安全運転支援システムに幅広く適用できる新しいソリューションです。

特長

  1. 自動車用機能安全規格ISO26262(ASIL-B)に対応
  2. アーキテクチャを刷新し車載情報システム向けSoCとして最高レベルの性能を実現
  3. 外部メモリを搭載したSiPモジュールも用意し、ユーザの設計工数を削減
  4. 既存製品との互換性によるエコシステム活用、R-Carコンソーシアム 180社以上のパートナと連携

求められるテクノロジの進化に最適なソリューションを提案

ブロック図

R-Car H3

製品仕様

項 目 R-Car H3 仕様
製品名 (型名) R-Car H3 (R8J77950(SiP), R8A77950(SoC))
電源電圧 3.3/1.8 V(IO), 1.1V(LPDDR4), 0.8V(core), 2.5V(EthernetAVB)
CPUコア Arm®Cortex®-A57
Quad
Arm®Cortex®-A53
Quad
Arm®Cortex®-R7
Dual Lock-Step対応
キャッシュ
メモリ
L1命令キャッシュ:48Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
L2キャッシュ:2Mバイト
L1命令キャッシュ:32Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
L2キャッシュ:512kバイト
L1命令キャッシュ:32Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
外部メモリ
  • DDR専用バスにLPDDR4-SDRAMを接続可能
  • 最大動作周波数: 1600MHz
  • データバス幅: 32ビット × 4チャネル (12.8GB/s × 4チャネル)
外部拡張
  • PCIエクスプレス2.0 (1レーン) x 2チャネル
3Dグラフィクス
  • IMG PowerVR Series6XT GX6650
ビデオ機能
  • ビデオ表示インタフェースx 3チャネル
  • ビデオ入力インタフェースx 8チャネル
  • ビデオcodecモジュール(H.265、H.264/AVC、MPEG-4、VC-1等)
  • I/P変換モジュール
  • TS インタフェース x 2チャネル
  • ストリームプロセッサ
  • ビデオ画像処理機能 (リサイズ、ダイナミックガンマ補正、色空間変換、超解像、回転、Lossy圧縮、可逆データ伸張)
  • 歪み補正モジュール x 4チャネル(IMR-LSX4)
  • 高性能リアルタイム画像認識エンジン(IMP-X5)
オーディオ
機能
  • オーディオDSP
  • サンプリングレート変換 × 10チャネル
  • サウンドシリアルインタフェース × 10チャネル
  • MOST DTCP暗号対応
ストレージ
インタフェース
  • USB 3.0 ホストインタフェース(DRD対応) x 1ポート(wPHY)
  • USB 2.0 ホスト/ファンクション/OTGインタフェース x 2ポート(wPHY)
  • SDホストインタフェースx 4チャネル(SDR104対応)
  • マルチメディアカードインタフェース × 2チャネル
  • Serial ATAインタフェース × 1チャネル
車載
インタフェース
  • メディアローカルバス(MLB)インタフェース x 1チャネル(3線式)
  • コントローラエリアネットワークインタフェース(CAN-FD対応)× 2チャネル
  • Ethernet AVB 1.0対応MAC内蔵
    インタフェース:RGMII
    Ethernet AVB (802.1BA)
    ・ IEEE802.1BA
    ・ IEEE802.1AS
    ・ IEEE802.1Qav
    ・ IEEE1722
暗号処理部
  • 暗号処理エンジン(AES、DES、ハッシュ関数、RSA)x 2チャンネル
  • SystemRAM
その他周辺機能
  • SYS-DMAC x48チャネル、Realtime-DMAC x16チャネル
    Audio-DMACx32チャネル、Audio(周辺)-DMAC x29チャネル
  • 32bitタイマ x26チャネル
  • PWMタイマ × 7チャネル
  • I2C バスインタフェース × 7 チャネル
  • シリアルコミュニケーションインタフェース(SCIF) × 11チャネル
  • クワッド・シリアルペリフェラルインタフェース(QSPI) x 2チャネル(HyperFlash対応)
  • クロック同期シリアルインタフェース(MSIOF) × 4チャネル(SPI/IISサポート)
  • Ethernetコントローラ (IEEE802.3uに準拠したMAC内蔵、RGMIIインタフェース、PHYデバイスと接続可能)
  • デジタルラジオインターフェース(DRIF) x 4チャネル
  • 割り込みコントローラ(INTC)
  • クロック発振器(CPG): PLL 内蔵
  • オンチップデバッグ機能
低消費電力
モード
  • モジュール電源遮断機能
  • AVS(Adaptive Voltage Scaling)機能、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)機能 及びDDR-SDRAM 電源バックアップモードをサポート
パッケージ 1255 ピン SiPモジュール 0.8mmピッチ (42.5mm × 42.5mm)
1384 ピン FCBGA 0.5mmピッチ (21mm × 21mm)
開発環境 ベンダ各社が提供しているArm対応ICEが使用可能
評価ボード 以下の特長をもつリファレンスプラットフォームを準備しています
(1) 車載情報機器向けの周辺回路を搭載し、ユーザシステムの実機検証環境を実現
(2) アプリケーションソフト等のソフトウェア開発ツールとして使用可能
(3) ユーザによるオリジナル機能の追加が可能
ソフトウェア
プラットフォーム
  • 対応OS:Linux、Android、QNX® Neutrino® RTOS、Green Hills INTEGRITY® RTOS and Multivisor™ 他
  • OpenGL ES3.1に対応したグラフィックスライブラリ、OpenMAX IL I/Fに対応したH.265、H.264、MPEG-4、VC-1ビデオコーデックライブラリ、OS標準のAPIに対応したBSPを準備しており、トータルシステム へのソフトウェアソリューションを提供します
  • Arm、CortexはArm Limitedの登録商標または商標です。
  • PowerVRはImagination Technologies Limitedの登録商標または商標です。
  • CAN(Controller Area Network):独Robert Bosch GmbHが提唱している車載用のネットワーク仕様です。
  • Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
  • QNX、Neutrinoは、QNX Software Systems GmbH & Co. KG の商標または特定地域では登録商標であり、 QNX Software Systems Co の許諾のもと使用されます。

その他本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。

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