UART対応開発支援ツール QE for UART [テクニカルプレビュー版]

概要

QE for UARTは、通信を確認することを目的としたツールです。最小限のプログラム作成や操作で使用可能です。

特長

本製品は、統合開発環境e² studio上で動作するソリューション・ツールキットのひとつです。

デバイスの開発にとって、基本的なデバッグやデバイス間の制御・データ通信の手段として使われているUART通信は、初期設定やモニタリングが重要です。 QE for UARTは特別な機器が無くても、プラグインのインストールと簡単な操作でUART通信のモニタリングが可能です。さらに、通信の設定情報やエラー情報を見やすく表示し、不安定な通信の原因を探すことも可能です。

機能

通信モニター等の特別な機器無しで、UARTの通信ログをモニタリング可能

QE for UARTは、通信モニター等の特別な機器を使用することなく通常の開発環境(エミュレータおよび統合開発環境)のみで、すぐにUART通信のログ表示が可能です。送信/受信データをそれぞれ分けて表示し、ASCII表示/16進数表示も選択できます。

ログのカスタムデコード機能も備えており、通信プロトコル仕様を含めたUART通信処理のデバッグを効率よく進められます (Note1, 2参照)

UART通信に必要な設定が一目で確認可能

UARTの通信に必要な、ボーレートやデータ長などのレジスタ値およびその説明を一覧で表示します。通信先機器の設定値とこのビューの値とを見比べるだけで、設定不備箇所を特定できます。

UART通信中によく発生するエラーをキャッチ。原因の表示も可能

QE for UARTはUARTドライバの動作をウォッチすることで、オーバーランエラー・フレーミングエラーなどのよく起こる通信エラーを検出できます。またエラー発生時にシステムをブレークする機能により、修正すべき箇所の特定を容易にします。

Note

  1. デコード機能には、フリーソフトの「Wireshark®」を別途インストールが必要です。
  2. プロトコル仕様入力には「Microsoft® Excel®」を別途インストールが必要です。

対応デバイスドライバ

デバイス ドライバ 入手方法
RXファミリ RX ファミリ SCI モジュール Firmware Integration Technology r_sci_rx (Note1)  ダウンロード
スマート・コンフィグレータ SCI(SCIF) 調歩同期式モード 周辺機能をスマート・コンフィグレータのGUI上で設定し、設定内容に応じたドライバコードを出力します。
スマート・コンフィグレータの詳細はこちら >>

デバイスドライバの組み込みはスマート・コンフィグレータのご使用をお勧めします。

対応デバイスドライバを使用しない場合も、QE for UARTを使用可能です。詳細は製品のヘルプを参照ください。

Note

  1. RX Driver Packageに含まれているFirmware Integration Technology(FIT)モジュールです。RX Driver Packageは、マイコンの初期化、フラッシュセルフプログラミング、タイマ制御、UART通信、A/D等の基本機能や、USB、Ethernet等の応用機能を利用するためのソフトウェアパッケージです(OSレス環境向け)。
    RX Driver Packageの詳細はこちら >>

対応デバッガ/コンパイラ

対応デバッガ オンチップデバッギングエミュレータ (E2, E2 Lite, E1, E20)
対応コンパイラ e² studio V5.4.0以降に対応したルネサス製コンパイラ (CC-RX)

Note: ボーレート表示機能は以下グループのみ対応。RX113, RX130, RX231, RX230, RX65N, RX651, RX64M, RX71M

開発ツール サポート情報

タイトル 概要
My Renesas MY RENESASに登録いただくと、各種ドキュメントの改訂情報、ツール製品などのダウンロードサービスやメールニュースなどの各種サービスをご利用いただけるようになります。
セミナー マイコン学習のための情報が掲載されています。
FAQ よくあるお問合せ、開発のヒントが掲載されています。
フォーラム ルネサスの総合コミュニティサイトです。
ツールニュース ツールのリリース情報、注意事項などが掲載されています。
動作環境 ツール製品の最新バージョンの動作環境をご案内しています。
旧製品/保守製品 すでに新規供給を終了しているルネサス開発環境製品の一覧が掲載されています。