特長
- RXv3コア240MHz動作 (5.82 CoreMark/MHz)、倍精度FPU
- 2.7V~3.6V動作をサポート
- 動作温度 -40~85℃/-40~105℃
- 大容量メモリ コードフラッシュ 最大4MB、SRAM 1MB
- デュアルバンク機能
- 多ピンパッケージ 224ピンLFBGAをラインアップ
- EtherCAT®スレーブコントローラ内蔵
- シングルチップで小型TFT LCD表示に対応 (~WVGA)
- Trusted Secure IP(オプション)
説明
RX72Mグループマイコンは、RXの第3世代のCPUコア「RXv3コア」を搭載した240MHz動作するハイパフォーマンスな製品です。倍精度浮動小数点処理命令により処理能力が大きく向上します。EtherCAT®スレーブコントローラを搭載し、従来専用コントローラを 必要としたシステム構成を1チップで実現し、部品点数の削減や省スペース化に貢献します。
パラメータ
属性 | 値 |
---|---|
Main CPU | RXv3 |
Program Memory (KB) | 2048, 4096 |
RAM (KB) | 1024 |
Carrier Type | Full Carton (Tray), Tray |
Supply Voltage (V) | - |
I/O Ports | 73, 112, 137, 183 |
DRAM I/F | No, SDRAM I/F |
Temp. Range (°C) | Ta = -40 to +85, Ta = -40 to +105 |
Operating Freq (Max) (MHz) | 240 |
Ethernet speed | 10M/100M |
Ethernet (ch) | 2 |
EtherCat (ch) (#) | 2 |
USB FS (host ch/device ch) | ( 1 / 1 ) |
USB HS (host ch/device ch) | ( 0 / 0 ) |
USB SS (host ch/device ch) | ( 0 / 0 ) |
SCI or UART (ch) | 12, 13 |
SPI (ch) | 15, 16 |
I2C (#) | 15, 16 |
CAN (ch) | 3 |
CAN-FD (ch) | 0 |
Wireless | No |
SDHI (ch) | 0, 1 |
High Resolution Output Timer | No |
PWM Output (pin#) | 40, 47 |
32-Bit Timer (ch) | 5, 7 |
16-Bit Timer (ch) (#) | 18 |
8-Bit Timer (ch) | 4 |
Standby operable timer | No |
12-Bit A/D Converter (ch) | 15, 26, 29 |
24-Bit Sigma-Delta A/D Converter (ch) | 0 |
16-Bit D/A Converter (ch) | 0 |
12-Bit D/A Converter (ch) | 0, 2 |
8-Bit D/A Converter (ch) | 0 |
Capacitive Touch Sensing Unit (ch) | 0 |
Segment LCD Controller | No |
Security & Encryption | Unique ID, Unique ID, AES, 3DES, RSA, ECC, SHA-1, SHA224/SHA256, MD5, MAC, TRNG |
アプリケーション・ブロック図
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ワイヤレスマルチチャンネル絶縁型データロガー
ワイヤレスマルチチャンネル絶縁型データロガーは、産業用ネットワークとWi-Fiで接続したマルチチャンネル測定を提供します。
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小型産業用ロボットのレゾルバモータ制御
コンパクトなロボットシステムは、正確なモーションコントロール、堅牢な設計、開発時間の短縮を実現します。
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産業用センサネットワーク
柔軟なインタフェースとリアルタイム監視を備えたコンパクトな産業用センサネットワークシステム。
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EtherCATおよびCAN接続を備えたマスフローコントローラ
MFCは、質量や流量の測定が可能で、半導体製造装置のガス制御に活用できます。
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適用されたフィルター
読込中
フィルター
ソフトウェア/ツール
サンプルコード
シミュレーションモデル
ルネサスの高性能32-bitマイクロコントローラRX72Mを用いたEtherCATによるモータ制御ソリューションをご紹介します。このソリューションは、同期制御性能の高い産業イーサネット通信であるEtherCATとの接続により各々の機器に搭載されたモータを同期制御することを可能にします。
詳細はルネサスWebサイトから、アプリケーションノート「RX グループ EtherCAT通信を用いたシングルチップモータ制御 Rev.1.10 (PDF | English, 日本語)」をご参照ください。