特長
- IO-Link対応2チャンネル、ピーク駆動電流1A
- ハードウェアフレームハンドラ(IO-Link v1.1フレームタイプ全てに対応)
- IO-Link v1.1に完全準拠
- 広電圧範囲 8V~32V
- トランシーバモード
- 統合型UART(COM1-3)
- マスタのウェイクアッププロセスを完全自動化
- ステータスLEDドライバ2個
- 複数チップ上のIO-Linkチャンネル及びLED同期機能
- デバイス電源切り替え用NMOSゲートドライバ搭載
- クロックフィードスルーに対応
- 温度や供給電圧の監視及び保護
- チャネルと接続デバイス間の過負荷保護
- パッケージ:QFN-48 (7.0mm x 7.0mm)
説明
IO-Linkは、いかなるネットワーク、フィールドバス、バックプレーンバスでも、信号伝送と電力供給を行える、標準化されたシリアル、双方向ポイントツーポイント接続です。 CCE4510 は高集積の IO-Link マスタ・トランシーバで、1A のピーク駆動電流で 2 つの IO-Link 準拠チャネルを提供します。 内蔵のIO-Linkハードウェアフレームハンドラは、下位レイヤの通信タスクのほとんどを自動化することで、アプリケーションの性能を大幅に向上させます。 CCE4510はマイクロコントローラの負荷を軽減することで、処理帯域を解放し、開発者はより高性能なマイクロコントローラを必要とせずに、プロセッサに負荷のかかる追加タスクを実行し、更なる付加価値を得ることができます。 また、開発者は、全体パフォーマンスを落とさずに、よりリーズナブルなマイクロコントローラを使用することでシステムコストを削減することができます。
CCE4510は、8V~32Vの広い電源電圧範囲をサポートし、過電圧検出機能、大電流および温度保護機能を内蔵しています。 QFN-48 7mm x 7mmパッケージで提供されます。
CCE4510は、IO-Link準拠の産業用センサやアクチュエータを接続する2、4、8、16ポートのIO-Linkマスタアプリケーションに最適なソリューションを提供します。
完全なエンドツーエンドシステムソリューションとして、ルネサスはCCE4503シングルチャネルIO-LinkデバイストランシーバとRH4Z2501シングルチャネルIO-Linkデバイス&マスタトランシーバも提供しています。
パラメータ
属性 | 値 |
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Channels (#) | 2 |
Advanced Features | Frame handler, Device mode, Overload protection for devices, NMOS gate drivers |
Supply Voltage (V) | - |
Temp. Range (°C) | -40 to +80°C |
パッケージオプション
Pkg. Type | Pkg. Dimensions (mm) | Lead Count (#) | Pitch (mm) |
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QFN48 | 7.0 x 7.0 x 0.9 | 48 | 0.5 |
アプリケーション・ブロック図
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USB IO-Linkマスタ
ポータブルUSB IO-Linkマスタを使用すると、ゲートウェイなしでIO-Linkデバイスのテストと構成が容易になります。
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IO-Linkセンサ
このシステムは、IO-Link通信によるスマートなセンサ制御を可能にします。
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IO-Link マスター
IO-Linkゲートウェイキットは、Arm Cortex-R52 MPUによって制御される8つのセンサ/アクチュエータをイーサネットで接続します。
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その他アプリケーション
- Industrial Profibus/IO-Link network
- Industrial automation
- Sensors
- Actuators
- Hubs
- High voltage level shifter
適用されたフィルター
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