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車載ネットワークソリューション

概要

近年自動車は、環境・エネルギー問題への対応や安全の追求、ユーザニーズの多様化に伴い、急速にエレクトロニクス化が進んでいます。複数の電子制御ユニット(ECU)が、用途ごとの特徴や特性に応じて伝送速度や通信プロトコルの異なる複数の車載LANでつながり、互いに情報をやりとりしながら協調制御して、より高付加価値な機能を生み出しています。 ルネサスは制御系システムから情報系システムまですべてのアプリケーションに豊富なノウハウと実績をもち、幅広い製品ラインアップでお客様のご要望にお応えいたします。

さまざまな制御を行う車載ネットワーク

車載ネットワーク図

CAN (Controller Area Network)

CANは車載LANの中でも現在事実上の標準となっているプロトコルです。基幹ネットワークをはじめ、パワートレイン系、シャシー系、ボディ系まで広く使用されています。
ルネサスCANマイコンは独自のCAN機能を搭載し、多彩なパッケージ展開、低消費電力、高温度動作、優れたEMI/EMS性能を実現、豊富なラインアップで多様化するユーザシステムの最適化を図ります。

衝突検知システム

Ethernet

エンジン、シャシー、ボディなどネットワーク接続された接続電子制御ユニットの故障診断用のプロトコルとしてEthernetが注目されています。

Ethernet接続電子制御ユニットの故障診断

Ethernet 接続電子制御ユニットの故障診断図

FlexRay

FlexRayは高い柔軟性・高い信頼性を持つ高速通信プロトコルです。 国内外で活発に技術開発が行われており、次世代X-by-Wireシステム、バックボーンなど、さまざまな用途として注目されています。
ルネサスでは、FlexRayに対応したV850、SH-4A、SH-2Aマイコン、モータ専用ドライバIC、パワーMOSFETなどを提供しています。 また、FlexRay通信用バスドライバICを開発検討しています。

ブレーキ by ワイヤシステム

LIN (Local Interconnect Network)

LINはコストパフォーマンスに優れたシングルマスタの車載LANプロトコルです。スイッチ入力、センサ入力、アクチュエータ制御など、各種ボディ制御用途に使用されています。
ルネサスは多彩なパッケージ展開、低消費電力、高温度動作、優れたEMI/EMS性能で、多様化するボディ制御に最適なLINマイコンを提供します。

多機能キーレスシステム

その他のプロトコル

MOST (Media Oriented Systems Transport)

MOST は高品質のオーディオ、ビデオ、データの伝送と制御を実現する車載マルチメディアネットワークです。主要な自動車・電装品メーカが参加するMOST Cooperation が規格を策定しており、自動車内で使われるマルチメディア機器を容易に接続できます。

MOST (Media Oriented Systems Transport)

Ethernet AVB (Audio Video Bridging)

EthernetAVB はAudio/Video向けのリアルタイムEthernet規格です。IEEEにてAVB1.0の標準化が完了し、AVnu Allianceにてコンフォーマンス仕様を策定中です。AVB1.0は車載マルチメディア、カメラの分野での適用が期待されており、さらにAVB2.0では車載制御の要件も満たす予定です。


Ethernet TSN (Time-Sensitive Networking)

Ethernet TSNは、現在、プロオーディオ、車両内ネットワーク等に導入が進んでいるEthernet AVB規格を拡張したもので、IEEE802.1のTSNタスクグループにより規格化が進められています。時刻同期、転送制御、割り込み優先制御 (Preemption)、入力データ量統制(Ingress Policing) を含むいくつかの特徴を持っており、自動運転の実現に向けた用途に十分対応可能な高速ネットワーク技術です。
ルネサスは、車両内通信に関する知見を活かしてTSN規格を推進し、世界に先駆けてフレーム割り込み処理に関する規格適合性を実証しました。現状の制御系システムのイーサネットによる置き換えも視野に入れ、TSN規格が車載ネットワークにより広範に導入されることを推進し、より安全な自動運転の実現に貢献します。

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