車載用デバイス

概要

R-Car M3eは、車載インフォテインメント、ローエンド統合コックピット、コネクテッドゲートウェイ、セントラルサーバーなど、ミドルクラスのコンピューティングを必要とする幅広い自動車アプリケーションで使用できます。2GHzバージョン(M3e-2G)も利用可能で、CPUパワーが向上します。
R-Car M3e(-2G)はR-Car H3e(-2G)と完全にソフトウェア互換であるため、既存のソフトウェアリソースを効果的に再利用できます。

  • 自動車用機能安全規格ISO26262(ASIL-B)に対応
  • 機能・性能を最適化し、さまざまな用途に幅広く活用可能
  • 既存製品との互換性によるエコシステム活用、R-Carコンソーシアム 180社以上のパートナと連携
  • ミドルクラスの車載コンピューティングシステム

ドキュメント

タイトル 分類 日付
PDF13.71 MB
マニュアル-ハードウェア
PDF1.83 MB
パンフレット
PDF1000 KB
マニュアル-開発ツール
 

設計・開発

ボード&キット

ビデオ&トレーニング

車載統合コックピット

ルネサスのR-Car製品群はスケーラブルに最適化されているため、高いコストパフォーマンスで機能安全を実現できます。また、メータークラスターシステムとAndroidシステム間の独立稼働を保証します。

ビデオシナリオ

ルネサスエレクトロニクスのギド・ヒルカーです。本日は統合コックピットについてお話しします。

統合コックピットの課題は、1つのECUでクラスタ、ナビゲーション、センタースタックを処理することです。一部のOEMは既に1ECU上への統合を開始しており、コストを削減しつつ、優れたルック&フィールを備えた魅力的なソリューションを提供しています。

このデモはR-Car M3N上で稼働しており、コストパフォーマンスに優れた統合コックピットソリューションであることがご確認いただけます。システムはAndroidがベースとなっており、スマートフォンのレプリケーションにもできるナビアプリであることがわかります。並行して、リアルタイム動作する組込みCPUが、2D描画エンジンを使用して、全面グラフィックのメインパネルを描画しています。

ルネサスは統合コックピットに向け、スケーラブルなR-Car製品群をラインナップしています。また、ハードウェアレベルで分離していることにより、メータークラスターシステムとAndroidシステム間の独立性を保証します。これにより、機能安全にかかる費用と工数を削減できます。最後に、リアルタイムシステムの起動時間がさらに短くなり、クラスタ機能に加え、リアビューカメラ、カーオーディオシステムをすぐに利用できるのも、大きなメリットです。

製品仕様

項 目 R-Car M3e(-2G) 仕様
製品名 (型名) R-Car M3e (R8A779M2)
R-Car M3e-2G (R8A779M3)
電源電圧 3.3/1.8 V(IO), 1.10V(LPDDR4), 0.9V(core)
CPUコア Arm®Cortex®-A57
Dual
Arm®Cortex®-A53
Quad
Arm®Cortex®-R7
Dual Lock-Step対応
キャッシュ
メモリ
L1命令キャッシュ:48Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
L2キャッシュ:1Mバイト
L1命令キャッシュ:32Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
L2キャッシュ:512kバイト
L1命令キャッシュ:32Kバイト
L1データキャッシュ:32Kバイト
外部メモリ
  • DDR専用バスにLPDDR4-SDRAMを接続可能
  • 最大動作周波数: 1600MHz
  • データバス幅: 32ビット × 2チャネル (12.8GB/s × 2チャネル)
3Dグラフィクス
  • Imagination Technologies 社製 PowerVR® Series6XT GX6250
ビデオ機能
  • ビデオ表示インタフェースx 3チャネル
  • ビデオ入力インタフェースx 8チャネル
  • ビデオcodecモジュール(H.265、H.264/AVC、MPEG-4、VC-1等)
  • リサイズ、ダイナミックガンマ補正、色空間変換、I/P変換、超解像、回転、Lossy圧縮、可逆データ伸張
  • TS インタフェース x 2チャネル
  • ストリームプロセッサ
  • ビデオ画像処理機能 (色変換、画像拡大・縮小、フィルタ処理)
  • 歪み補正モジュール(IMR-LX4)
オーディオ
機能
  • オーディオDSP
  • サンプリングレート変換 × 10チャネル
  • サウンドシリアルインタフェース × 10チャネル
ストレージ
インタフェース
  • USB 3.0 ホストインタフェース(DRD対応) x 1ポート(wPHY)
  • USB 2.0 ホストx1ポート(wPHY)
    USB 2.0 ホスト/ファンクション/OTGインタフェース x 1ポート(wPHY)
  • SDホストインタフェースx 4チャネル
  • マルチメディアカードインタフェース × 2チャネル
  • PCIeインタフェース × 2チャネル
車載
インタフェース
  • メディアローカルバス(MLB)インタフェース x 1チャネル(3線式)
  • コントローラエリアネットワークインタフェース(CAN-FD対応)× 2チャネル
  • Ethernet AVB 1.0対応MAC内蔵
    インタフェース:RGMII
    Ethernet AVB (802.1BA)
    ・ IEEE802.1BA
    ・ IEEE802.1AS
    ・ IEEE802.1Qav
    ・ IEEE1722
暗号処理部
  • 暗号処理エンジン(AES、DES、ハッシュ関数、RSA)
  • SystemRAM
主な周辺機能
  • SYS-DMAC x48チャネル、Realtime-DMAC x16チャネル
    Audio-DMACx32チャネル、Audio(周辺)-DMAC x58チャネル
  • 32bitタイマ x41チャネル
  • PWMタイマ × 7チャネル
  • I2C バスインタフェース × 8チャネル
  • シリアルコミュニケーションインタフェース × 11チャネル
  • SPIマルチI/Oバスコントローラ(RPC) x 1チャネル (HyperFlash/QuadSPI対応)
  • クロック同期シリアルインタフェース(MSIOF) × 4チャネル(SPI/IISサポート)
  • デジタルラジオインターフェース(DRIF) x 4チャネル
  • MOST50インタフェース
低消費電力
モード
  • モジュール電源遮断機能
  • AVS(Adaptive Voltage Scaling)機能、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)機能 及びDDR-SDRAM 電源バックアップモードをサポート
パッケージ 1022 ピン FCBGA 0.8mmピッチ (29mm × 29mm)
開発環境 ベンダ各社が提供しているArm対応ICEが使用可能
評価ボード 以下の特長をもつリファレンスプラットフォームを準備しています
(1) 車載情報機器向けの周辺回路を搭載し、ユーザシステムの実機検証環境を実現
(2) アプリケーションソフト等のソフトウェア開発ツールとして使用可能
(3) ユーザによるオリジナル機能の追加が可能
ソフトウェア
プラットフォーム
  • 対応OS:Linux、AndroidTM、QNX® Neutrino® RTOS、Integrity®
  • OpenGL ES3.1に対応したグラフィックスライブラリ、OpenMAX IL I/Fに対応したH.265、H.264、MPEG-4、VC-1ビデオコーデックライブラリ、OS標準のAPIに対応したBSPを準備しており、トータルシステム へのソフトウェアソリューションを提供します
  • Arm、CortexはArm Limitedの登録商標または商標です。
  • PowerVRは、Imagination Technologies Limitedの登録商標または商標です。
  • Android はof Google Inc.の登録商標または商標です。
  • QNX および Neutrino は特定地域におけるQNX Software Systems Ltd の登録商標です。
  • Green Hills SoftwareおよびINTEGRITYは、米国、およびその他の国におけるGreen Hills Software,Inc. の商標または登録商標です。
  • HyperFlash はサイプレスセミコンダクタ社の商標です。
  • 本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する登録証用または商標です。