概要

RAファミリのFlexible Software Package (FSP) は、ArmコアMCUを用いてセキュアなIoT機器を素早く開発するための様々な手段を提供します。RA FSPは、RA FSP エコシステムを活用するための周辺ドライバ、FreeRTOSおよびミドルウェア スタックを提供します。

FSPのすべてのバージョンを見る
 

RA ファミリ ロゴ

32-bit Arm® Cortex®-M コア MCU

主な機能

  • メモリ使用量の小さいHALドライバ
  • 直感的に操作できるコンフィグレータとコードジェネレータ
  • RTOSを使用するアプリケーション、RTOSを使用しないアプリケーションの双方をサポート
  • 最新バージョンのFreeRTOSを採用
  • ツールでコンフィギュレーション可能なRTOSリソース(thread, mutexなど)
  • TCP/IPをはじめとした各種通信プロトコルスタック
  • 主要なクラウドプロバイダとの簡単な接続オプション
  • CDC、HID、マスストレージに対応したUSBミドルウェア
  • セキュアコミュニケーションを実現するMbed TLS1.3
  • Arm PSA Crypt APIと暗号ハードウェアエンジン
  • Segger emWinによる グラフィックスインターフェース対応(RAユーザはSegger emWinグラフィックスツールとライブラリを無償で使用できます)
  • 安全なデバッグ機能
  • ルネサス内製ツール及び各パートナによる開発ツールによる広範なサポート
  • ソースコードは全てGitHubから入手可能

 

Flexible Software Package (FSP)

Flexible Software Package (FSP) の主な特長

構成

  • e2 studio統合開発環境用の CMSIS 準拠のパックファイル
  • RA MCU/ボード用BSP(Board Support Package)
  • 周辺機器にアクセスするためのHALドライバ
  • ミドルウェア プロトコルスタック
  • 通信モジュールコンフィグレータおよびコードジェネレータ
  • あらゆる開発環境やパートナ製ツールと統合するためのソースファイル

 

サポートされているツールチェーン

FSP のソフトウェアコンポーネントは以下のツールチェーンをサポートしています。

  • e2 studio統合開発環境、デフォルトのツールチェインはGCC Arm Embedded
  • IAR Embedded Workbench
  • Arm Keil MDK

 

ソフトウェア インストール マニュアル

インストールおよび使用マニュアルについては FSP GitHub ページを参照してください。

FSP GitHub マニュアル

 

e2 studio:統合開発環境

FSPはRAファミリを用いたプロジェクトにおいて、開発効率を大幅に向上させます。e2 studio統合開発環境では、モジュール選択、コンフィギュレーション、コード開発、コード生成、デバッグなどを行います。FSPではグラフィカルなユーザーインタフェース(GUI)が用意され、これらの主要ステップをGUI上で簡単に行えるようになり、開発プロセスを劇的に短縮することができます。

e2 studioには以下のような機能があり、アプリケーション開発のあらゆる場面をサポートします。

プロジェクト選択、 MCUやボード固有パラメータの構成や変更を行います。

MCUのクロック設定を行います。クロックツリーを表示し、各クロックのソースや分周の設定を行います。

MCUの各端子の電気的特性や機能の設定を行います。このピン・コンフィギュレータを使用することにより、多くの複数機能を持つ端子の設定が容易になります。特にピン数の多い製品や複雑に機能がマルチプレクスされた製品を使用したプロジェクトにおいては、エラー表示やガイド機能が非常に役立ちます。

FSPモジュール(HALドライバ、ミドルウェアスタック、RTOSなど)をRTOSアプリケーションやベアメタルアプリケーションに追加し、これらモジュールの各種パラメータ設定を行います。モジュールを選択すると、[プロパティ] 画面が開き、パラメータ設定、割り込み優先度、ピン選択などを行えます。

新しいユーザ割り込みやイベントを追加し、割り込みの優先順位を設定することができます。 周辺割り込みのバイパスや、周辺割り込みに対する割込みサービスルーチンを設定することもできます。

アプリケーションに必要な個々のモジュールの選択を行います。 選択されたモジュールに紐付く必須のサブモジュールは、すべて自動的に選択されます。モジュール選択はチェックボックスへのチェックで簡単に行えます。

QE for Capacitive Touchは、e2 studio統合開発環境でのアプリケーション開発を支援するツールです。 静電容量式タッチセンサを使用した組み込みシステム開発において、タッチUIの初期設定や感度のチューニングが簡単に行えるため、開発期間を短縮することができます。

QE for BLEは、Bluetooth® Low Energyプロトコルスタックに対応するシステムの組み込みソフトウェアを開発するためのツールです。このソリューションツールキットは、e2 studio統合開発環境で動作します。e2 studioとQE for BLEの組み合わせにより、Bluetooth® Low Energyの通信機能を容易に評価できます。

  • プログラミングを容易にするインテリジェントなオートコンプリート機能
  • アプリケーションコード内で直接 API 関数を選択し、ドラッグ&ドロップで配置する開発者支援ツール
  • ドライバやデバイスのマニュアル記載情報をツールチップ(補足吹出し)でコード内に表示するスマートマニュアル
  • 編集中にコード要素の詳細を表示する編集ホバー機能
  • サンプルプロジェクト、アプリケーションノート、各種セルフサポートリソースへのリンクが置かれた初期画面
  • グラフィック構成ビューアでは、モジュールごとに、特定の設計支援情報へリンクする情報アイコンが用意されています。

 

開発パートナ製ツールサポート

ルネサス純正統合開発環境「e2 studio」に加え、パートナ製ツール/IDEもRAファミリとFSPをサポートしています。 RAスマートコンフィグレータ (RASC) はRAファミリMCUのソフトウェア(BSP、ドライバ、RTOS およびミドルウェア) を構成できる、デスクトップアプリケーションです。このRASCを使用することで、パートナ製IDE を使うことが可能になります。RASCは2020年3月現在、IAR Embedded Workbench、Keil MDK および Arm コンパイラ 6 ツールチェーンで使用できます。

 

ターゲットMCU

製品 対応MCU
RAファミリ RA2A1
RA4M1
RA4W1
RA6M1
RA6M2
RA6M3

 

RA 評価キット

利用可能なRAキットの全リストは、RAファミリ MCUの製品情報ページをご参照ください。

評価キット

EK-RA2A1 評価キット

EK-RA2A1

RA2A1 MCUグループ評価キット

EK-RA6M2 MCU評価キット(ボックス付)

EK-RA6M2

RA6M2 MCUグループ評価キット

EK-RA4M1評価キット(ボックス付)

EK-RA4M1

RA4M1 MCUグループ評価キット

EK-RA6M3 評価キット(ボックス付)

EK-RA6M3

RA6M3 MCUグループ評価キット

EK-RA4W1評価キット(ボックス付)

EK-RA4W1

RA4W1 MCUグループ評価キット

EK-RA6M3G 評価キット(ボックス付)

EK-RA6M3G

RA6M3 グループMCU向けグラフィック評価キット

EK-RA6M1評価キット(ボックス付)

EK-RA6M1

RA6M1 MCUグループ評価キット

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