特長
- エチレン、アミン、揮発性硫黄化合物など、食品の熟成や保存に関連するガスを微量（ppb）濃度で測定
- アプリケーションやユースケースに応じてソフトウェアで設定可能な操作方法
- RAQ (refrigeration air quality: 冷凍空気品質) に基づき、制御信号を設定するアルゴリズム
- 超低消費電力バッテリアプリケーションなど、アプリケーションの最適化に対応したファームウェアアップグレード可能なプラットフォーム
- すべてのセンサはエチレンで校正されており、ロット間の一貫性を提供
- シロキサンなどの過酷なケースに対応した品質管理
説明
ZMOD4450ガスセンサモジュールは、食品の熟成や腐敗に関連するガスを検出するために設計された、ソフトウェア設定可能なプラットフォームで、冷凍空気品質（RAQ）アプリケーションに最適です。 センサは、ガスセンサ素子とCMOS信号処理ICからなる12ピンLGA（3.0 × 3.0 × 0.7mm）です。モジュールのセンサ素子は、シリコンベースのMEMS構造上にマイクロヒータとセンシング材料が集積されています。 ガス濃度の関数である金属酸化物（MOx）伝導度を測定します。
測定結果はI²Cインタフェース経由でユーザのマイクロプロセッサに読み込まれ、マイクロプロセッサはデータを処理してガスのレベルを決定し、食品の腐敗の可能性を示すことができます。 このセンサは、空気質の浄化・改善システムの起動や管理に使用することができます。 ZMOD4450は消費電流が低いため、冷蔵庫の制御システム、果物や野菜の品質測定、保存状態のモニタなどのアプリケーションに最適なセンサです。