概要
説明
ZMID5201は、アナログ出力付きの誘導型位置センサICで、車載アプリケーションの絶対回転運動および直動運動のセンシングに使用されます。 ZMID5201は、ワイヤループの誘導と渦電流の物理原理を利用して、1つの送信コイルと2つの受信コイルから構成されるコイルのセットの上をスライドまたは回転する金属ターゲットの位置を検出します。 3つのコイルは、通常、プリント基板(PCB)上に銅のトレースとして印刷されます。 送信コイルが受信コイルに二次電圧を誘起するように配置され、その電圧はコイルの上の金属ターゲットの位置に依存します。 受信コイルからの2次電圧を復調・処理した後、コイル上の金属ターゲットの位置を表す信号が得られます。 ZMID5201は、車載規格AEC-Q100のグレード0(周囲温度150℃まで)に完全に適合しています。
特長
- 誘導の原理
- 360°全回転まで検知可能
- プログラム可能なリミット付きアナログ出力
- 過電圧、逆極性、ESD、短絡保護機能
- 10ビット分解能
- 電力損失やGNDオープンの検出
- プログラム可能な直線性補正
- 幅広いコイル設計に対応する適応ゲイン制御
- ISO26262に対応した診断機能
- ASIL-Bまで対応
- 最大±18Vまでの過電圧・逆極性保護機能付き
- 小型14ピンTSSOPパッケージ
製品比較
アプリケーション
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モデル
ECADモデル
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2017年4月5日
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