
ルネサスのRS-232およびRS-485/422トランシーバの歴史は1970年代にさかのぼり、現在でもマーケットリーダーとして活躍しています。ベーシックな低価格製品から、機能を追加した高機能製品まで、 お客様がお求めのものを取り揃えております。
フル機能のトランシーバでは、機器の一部で露出したポートに接続するバスピンのESD保護機能が改善されています。 露光されると、ポートはESDの影響を受けやすくなります。 充電済のインターフェースケーブルを接続するだけでも、保護されていないトランシーバを破壊する可能性があります。
ESD保護には、人体モデル(HBM)規格とIEC 61000-4-2(IEC)の2つの規格があります。 HBMテストでは、製造時や取り扱い時に見られるタイプのESD事象をエミュレートするのに対して、IEC ESDテストでは、現場で発生するESD事象に対して機器を強化するることを目的とした最終機器試験です。
ルネサスのフル機能ファミリに採用されている特殊なESD構造により、これらのトランシーバは各規格を最高レベルで満たすことができます。
過電圧保護(故障保護)トランシーバは、RS-485バスピンがRS-485規格で要求される電圧よりもはるかに高い電圧を扱えるように開発されています。 これは、電源がデータケーブルと同じコンジット内に配線されている場合に、デバイスを保護するものです。
インターシル・デバイスはまた、長距離ネットワークやノイズの多い環境で発生するコモンモード電圧のピックアップを補正するために、広いコモンモード電圧範囲(CMR)を持っているのが特長です。
16.5kV HBM ESD、OVPおよび広いCMR機能を組み合わせることで、ルネサスのデバイスは、既存のトランシーバの中で最も耐久性が高いものの1つとなっています。
ロボット工学、モータ制御、データ収集などのアプリケーションでは、遅延を最小限に抑え、スループットを向上させるために、高速データ転送が要求されます。 ルネサスのフル機能高速ファミリは、最大Rx/Txスキューを1.5ns、最大パート間スキューを4nsと規定しています。
現行世代のRS-485ファミリのほとんどは、Vccが公称電圧よりかなり低下すると(例えば、Vcc = 3.3Vの場合、2.5Vになると)デバイスを無効にする「ホットプラグ」機能を備えているため、2.5Vまたは1.8Vのアプリケーションでは、これらの動作電圧用に特別に開発されたICが必要になります。
シングルTX(ISL32614E)、シングルRX(ISL32610E)、 トランシーバ(ISL32602/603E)は以下の様な低電圧動作のために開発されています。
リモートセンサリンクやバッテリ駆動のセキュリティシステムなどのパワークリティカルなアプリケーションでは、このレベルの性能が必要です。
短距離、かつシンプルで、ノード数の少ないネットワークでは、低コストのRS-485トランシーバを使用することができます。
多くのアプリケーションではRS-232とRS-485の両方のシリアルポートが必要です。 このデュアルプロトコルデバイスでは、2つのトランシーバを1つのパッケージに統合しています。 シングルチャネルデバイスは、どちらのインターフェースでもプログラムが可能です。 2チャネル構成は、各チャネルをどちらのポートにもできるため、柔軟性が非常に高いです。
3.3Vと5Vの両方の電源オプションに対応できます。 インラインパッケージと、よりコンパクトなQFNパッケージが用意されています。 QFNパッケージにはロジック供給端子(VL)やRS-485データ転送速度選択などの機能が追加されています。 RS-232のデータレートは最大で400kbpsまで動作します。
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分類 | タイトル | 日付 |
トレーニング | PDF 762 KB | |
カタログ | PDF 5.40 MB 英語 | |
トレーニング | PDF 208 KB | |
カタログ | PDF 2.95 MB | |
トレーニング | PDF 405 KB | |
トレーニング | PDF 239 KB | |
技術概要 | PDF 188 KB | |
アプリケーションノート | PDF 472 KB | |
ホワイトペーパー | PDF 920 KB 简体中文 | |
ホワイトペーパー | PDF 918 KB 简体中文 | |
ホワイトペーパー | PDF 195 KB | |
ホワイトペーパー | PDF 246 KB 简体中文 | |
ホワイトペーパー | PDF 624 KB | |
ホワイトペーパー | PDF 437 KB | |
ホワイトペーパー | PDF 307 KB | |
15 items
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This introduction to high-speed RS-485 designs will introduce you to standard and high-speed RS-485 networks, discuss signal degradation on the bus, review key transceiver requirements for high-speed transmission and give you some design tips for system and bus node designs as well as general high-speed design guidelines.