概要
説明
RZ/N2Lは、TSNや産業イーサネットマルチプロトコルに対応しており、機器に産業ネットワークを容易に付加できる、産業イーサネット通信用MPUです。 TSN対応の3ポートのギガビットイーサネットスイッチや、EtherCAT®スレーブコントローラを搭載しており、EtherCAT、PROFINET RT/IRT, EtherNet/IP™, OPC UAなどの主要な産業イーサネット通信プロトコルに対応可能です。
RZ/N2Lはネットワーク専用コンパニオンチップとして最適化されています。外部のアプリケーション用ホストCPUとの接続用にホストインタフェースを搭載しており、機器の内部構成を大幅に変えることなく外部のアプリケーション用ホストCPUとダイレクトに接続し、高速にアクセスすることが可能です。
また、リモートI/O、センサハブ、インバータ、ゲートウェイを1チップで実現可能です。最大動作周波数400MHzのArm® Cortex®-R52、周辺機能として、ECC付き大容量RAMやΔΣ I/F、A/Dコンバータ、PWMタイマ、UARTやCANなどを搭載しており、アプリケーション処理とネットワーク処理を1チップで実現できます。
特長
- CPU: Arm® Cortex®-R52,最大動作周波数400MHz
- メモリ：
- 密結合メモリ 256KB(ECC付き)
- 内蔵RAM 1.5MB(ECC付き)
- イーサネットL2スイッチ：
- ギガビット対応している3つの外部ポート
- TSN対応（IEEE 802.1AS-Rev, IEEE 802.1Qbv/802.3br, IEEE 802.1Qbu, など）
- ネットワーク冗長化機能対応（DLR、PRP）
- EtherCATスレーブコントローラ
- 産業イーサネット: EtherCAT®, PROFINET® RT/IRT, EtherNet/IP™, OPC UA その他
- ホストI/F (パラレル/シリアル)
- Octa/Quad SPI対応
- PWMタイマ:最大60ch(3相相補出力可能)
- 三角関数演算アクセラレータ
- ADC: 12bit x 2unit
- ΔΣ I/F: 6ch
- UART: 6ch
- CAN: 2ch
- I2C: 3ch
- パッケージ：225pin FBGA, 121pin FBGA
- 電圧:Core 1.1V , I/O 3.3V, 1.8V
製品比較
アプリケーション
設計・開発
ソフトウェア／ツール
ソフトウェアダウンロード
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| 分類 | タイトル | 日時 |
| ソフトウェア／ツール－ソフトウェア |
EXE
746.00 MB
English
アプリケーション:
産業用機器
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| ソフトウェア／ツール－ソフトウェア |
EXE
1,366.38 MB
English
アプリケーション:
産業用機器
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| ソフトウェア／ツール－評価版ソフトウェア | ZIP 42.40 MB | |
| ソフトウェア／ツール－ソフトウェア |
[Software=RZ/N2L Flexible Spftware Package Setup|v1.30],[Toolchains=GNU ARM Embedded|v12.2.Rel1;IAR Embedded Workbench for ARM v9.32.2]
ZIP
33.49 MB
アプリケーション:
産業用機器
Compiler:
GCC, ICCARM
IDE:
e2 studio, IAR EWARM
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| ソフトウェア／ツール－評価版ソフトウェア |
[Software=RZ Flexible Software Package|v1.2],[Toolchains=GNU Arm Embedded|v9.3.1.20200408]
ZIP
4.70 MB
アプリケーション:
産業用機器
Compiler:
GNU ARM Embedded
Function:
Protocol
IDE:
e2 studio
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| ソフトウェア／ツール－ソフトウェア | ZIP | |
6件
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サンプルコード
ボード＆キット
モデル
ECADモデル
SamacSysの回路図シンボル、PCBフットプリント、および3D CADモデルは、製品オプションテーブルのCADモデルリンクをクリックすることで参照できます。シンボルまたはモデルが対応していない場合は、SamacSysに直接リクエスト可能です。
サポート
サポートコミュニティ
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RZ/N2Lのホストインターフェースブートに関して
RZ/N2Lをシリアルホストインターフェースブートモードで動作させたいのですが、上手く行きません。 事象： RZ/N2Lの電源ON後、メールボックス受信レディ割り込みは出ている。ホストはこの受信レディ割り込み後に、ブートパラメータとローダプログラムを転送し、転送 ...
2025年2月17日
よくあるご質問
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FAQ 2001462 : RZ/T2MおよびRZ/N2LのRSKボードでEEPROMアクセスがうまくいきません。何が原因でしょうか？
最終更新日: 2023/02/07 Question: RZ/T2MおよびRZ/N2LのRSKボードでEEPROMアクセスがうまくいきません。何が原因でしょうか？ Answer: EEPROMサイズは16kbitと32kbitの2種類があります。下記を参照頂き、EEPROM ...
2023年2月7日 -
RZ/N2Lで対応しているTSN規格を教えてください。
以下のTSN規格に対応できます。 IEEE 802.1AS-Rev:Timing and Synchronization for Time-Sensitive ApplicationsIEEE 802.1Qbv:Enhancements for Scheduled TrafficIEEE 802.1Qbu,IEEE 802.3br:Frame PreemptionIEEE 802.1Qch,Cyclic Queuing and ForwardingIEEE 802.1Qci:Per-Stream Filtering and Policing
2022年8月9日 -
RZ/N2LのEthernetの３ポートはどのような組み合わせで使用できますか？
RZ/N2Lは、Ethernet / EtherCAT 通信用ポートの割り当てをMODCTRLで選択できます。設定できる組み合わせは、以下の図の通りです。 詳しくは、以下の項目を参照してください。RZ/N2L Group User’s Manual: Hardware (r01uh0955ej0100-rzn2l)の Table ...
2022年8月9日
ビデオ&トレーニング
本ビデオはRenesas RZ/N2L用のModbusTCP slaveサンプルスタックコードを使用し、 ModbusTCP slave機能のセットアップ手順を説明します。スレーブの動作とスタック機能の確認は、同梱ツールを用いて説明します。詳しくは、Sample program: RZ/N2L Group Modbus TCP Sample Programを参照して下さい。
関連リソース