EK-RX671

EK-RX671はRX671 MCUの評価キットであり、RX671 MCUを効率的に評価するためのツールです。このキットには、開封直後から評価を始めるために必要なすべてのハードウェアとソフトウェアを用意しております。

EK-RX671はRX671の標準的な機能のデバッグを可能とします。また、各種拡張ボードなどを組み合わせることができ、簡単にボードの機能拡張が可能になります。

本キットの特長：

• 開封直後から評価可能なハードウェア、ソフトウェアを準備
  • オンボードデバッガ(E2 OB)を内蔵。ボードとPCをUSB接続するだけでプログラムの書き込みやデバッグが可能
  •  周辺機能ドライバ、ミドルウェアおよび使用方法のドキュメントなどすべてを同梱したソフトウェアパッケージを準備
• 幅広いシチュエーションのプロトタイプ開発が可能
  • 標準的なエコボード用コネクタ搭載；センサ、無線、LCD、モータなどの拡張エコボードと簡単に統合でき、迅速かつ幅広い用途のプロトタイプが開発可能
  • HMIアプリケーション機能搭載: 2つの静電容量式タッチボタン、MEMSマイクや3.5㎜ヘッドホンジャック付きオーディオインタフェースによりHMI機能評価が可能
  • 豊富な外部メモリ拡張機能：64Mb QSPI フラッシュ, 128Mb 16ビットSDRAM, MicroSDカードスロットにより、メモリ拡張が容易に可能
  • 複数電源ソースを選択できることで様々なニーズに応じて電源供給の柔軟性を強化

はじめに

組み込みアプリケーションを開発する

RX671の機能を評価するためのソフトウェア開発は周辺機能ドライバ、ミドルウェアおよび使用方法のドキュメントなどすべてを同梱したソフトウェアパッケージとe² studio IDEを使用してすぐにスタートすることができます。

1. クイックスタートサンプルロジェクトを通じてEK-RX671を試す– このサンプルプロジェクトの基礎機能としては：
   • USBシリアル交換インタフェースを介してEK-RX671とホストPCとの通信を行う
   • ユーザボタンでユーザLEDを制御する
   • QSPIでQuad-SPIフラッシュの読み書きを操作する
   詳細はRX671クイックスタートガイドを参照してください
2. 他のサンプルプロジェクトの1つから始める –　以下のサンプルプロジェクトから選んで、RX671 MCUの様々な周辺機能を試すことができます。プロジェクトの数は時間と共に増える予定です。これらのサンプルプロジェクトは、“設計・開発”からダウンロード可能です。カスタムアプリケーションを開発する際の出発点としてお役立て下さい。
   • シリアルサウンドインタフェース(SSIE)を経由したオーディオ出力/入力プロジェクト
   • SPI LCD表示とCapTouch機能を用いたHMIアプリケーションプロジェクト。

お客様のハードウェアを構築する

1. プロトタイプを構築して始める - EK-RX671 ボードを利用し、多くの定評あるエコシステム 拡張ボードと組み合わせることで様々なプロトタイプを開発可能です
2. ハードウェアを構築する – EK-RX671 Design Packageで提供される設計および製造情報を参照し、ハードウェアの開発にお役立てください