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ルネサス エレクトロニクス株式会社 (Renesas Electronics Corporation)

Cloud to Skin ― Bluetooth LEが創造の自由を実現

ボディアートの人気が最近高まっている背景には、テンポラリータトゥーの痛みを伴わないプロセスが一因となっています。 韓国のPrinker Korea Inc.は、これをさらに一歩進めています。 世界初のデジタルテンポラリータトゥーデバイスにより、スマートフォンに保存した画像をBluetoothでPrinker Korea Inc.のデバイスへ送信するだけで、防水仕様のタトゥーを手軽に施せます。

タトゥーは数世紀にわたり様々な形で存在し、しばしば重要な文化的・社会的意義を帯びてきました。 近年では、タトゥーは自己表現の手段として広く受け入れられるようになっています。 しかし、人々は皮膚の下にインクを入れるという、恒久的でしばしば痛みを伴う選択には、ためらいを感じることがあります。 特に国によっては、こうした施術は資格を持つ医師しか行えない場合もあります。

皮膚の表面に施すテンポラリータトゥーは、痛みも恒久性もなく自由に自己表現できることから、人気を高めています。 Prinker Korea Inc.は、デジタルタトゥー画像の作成やダウンロードを可能にすることで、柔軟性と使いやすさを高めています。 FDAのVCRP(自発的化粧品登録プログラム)およびCPNP(化粧品製品通知ポータル)に登録された化粧品インクを用いることで、デザインから肌への転写までを数秒で完了し、パーソナライズされたテンポラリータトゥーを手に入れることができます。

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Prinker M Device with Cartridge

グローバルでの評価

Prinker Korea Inc.がデジタルテンポラリータトゥーデバイスとコンテンツプラットフォームを開発するうえでの大きな課題は、スマートフォンアプリとプリンタ間のBluetooth接続を、極めて低い消費電力で実現することでした。 Chris Lee氏(研究開発部長)は次のように述べています。「当社の製品は携帯型で充電式バッテリーを使用しているため、極めて低消費電力のBluetooth LEモジュールを探していました。 さらに、認証コストを削減し承認を迅速化するため、多くの国で認証済みのモジュールも求めていました。」

その解決策として、ルネサスのDA14531 SmartBond TINY™ Bluetooth LEモジュールを採用しました。 このモジュールは、世界最小・最低消費電力クラスのBluetooth 5.1対応SoCをベースに、アンテナを内蔵し、使いやすいソフトウェアによってシステム開発を容易にします。

「開発段階から支援してくれたルネサスの現地ディストリビュータのおかげで、DA14531が既に多くの市場で実績があり、大手企業にも採用されていることを把握していました。 こうした市場での実績から、自社のニーズに十分応えられると確信しました。 また、世界最低レベルの消費電力を実現し、非常にコスト効率も優れています。 まさに私たちが求めていたものでした」と、Lee氏は加えました。

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Prinkers

ポストコロナにおける事業拡大

2020年と2022年に受賞歴のある消費者向け製品「Prinker S」と超小型軽量モデル「Prinker M」を発売したPrinkerは、コロナ禍における事業拡大にも対応しなければなりませんでした。 「幸いにも、この期間中のサポートに関して、ルネサスのチームは素晴らしかったです」とLee氏は語っています。 「当初は少量生産にとどまっていましたが、Prinker Mの超小型設計と手頃な価格により、消費者市場への進出を一層加速できると期待しています。」