画像を使ったe-AIを高速に実現するマイクロプロセッサ「RZ/A2M」が、Electronic Products誌の「2018 Product of the Year Award 」を受賞

DRP (Dynamically Reconfigurable Processor)を使用した画期的なチップ設計が評価

2019年01月02日

ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)はこのたび、 DRP(Dynamic Reconfigurable Processor:動的再構成プロセッサ)を使用したマイクロプロセッサ「RZ / A2M」が、米国Electronic Products誌の「2018 Product of the Year Award」を受賞したことを発表します。Electronic Products誌が、2018年に発売された100以上の製品を評価し、10の電子部品カテゴリで25のファイナリストを選出し、RZ/A2Mは「MCUとMPUのカテゴリ」でAwardに選ばれました。

ルネサスのインダストリアルソリューション事業本部、インダストリアルマーケティング統括部のシニアダイレクターであるMark Rootzは次のように述べています。「Electronic Products誌により、今回この賞を受賞したRZ / A2Mが業界最高のMPUだと評価されたことを誇りに思います。当社のDRPは、画像認識アプリケーションにスピード、電力効率、柔軟性をもたらす技術です。エンドポイントのIoT機器にDRP技術を採用したRZ / A2Mを搭載すれば、画像を使った組み込みAIによる推論実行をリアルタイムに実現することができます。我々は今後、e-AIの普及を加速するためにRZ / A2Mの活用が広がっていくことを期待します。」

RZ / A2Mは、スマート家電、サービスロボット、スキャナ製品、および産業機器などにおいて、画像を使ったe-AI(組み込みAI)を高速に実現することができるマイクロプロセッサです。AIの推論実行のためのArm®Cortex®-A9 CPUと、画像データの前処理を高速に行うDRP技術を組み合わせることにより、画像を使ったe-AI全体の高速化を実現しています。DRPは、1クロックごとに演算回路の構成を動的に変更することができるハードウェアIP(Intellectual Property)であり、ハードウェアの性能とソフトウェアの柔軟性を兼ね備えるルネサス独自の技術です。これにより、RZ / A2Mは、従来のRZ / A1の10倍の画像処理性能を誇り、4 MBの内蔵SRAM、MIPIカメラインタフェース、イーサネット2チャネル、および暗号ハードウェアアクセラレータによるセキュリティ機能も含まれています。

今年43回目となるElectronic Products誌の「Product of the Year Award」は、テクノロジやアプリケーションの著しい進歩、非常に革新的な設計、価格や性能の大幅な向上などを評価し、毎年表彰しています。Electronic Productsの「Product of the Year Award」の詳細については、www.electronicproducts.comをご覧ください。 Electronic ProductsはAspenCoreに所属しています。

 


*ArmおよびArm Cortexは、Arm LimitedのEUとその他各国における登録商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。

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