概要
説明
- 2nd OTA に対応
Primary MCUにUARTで接続されたSecondary MCUのファームウェアアップデート
- RXファミリ, RL78ファミリのクラウドを使用しないファームウェアアップデートに対応
デバイスのファームウェアアップデートを簡単にお試しいただくための開発支援ツールです。
本製品は、統合開発環境e² studioの拡張機能です。
本製品は、無償で提供します。
特長
- OTAを利用するためのRTOSプロジェクトを簡単に導入
- IoTデバイスの作成をはじめ、様々なクラウドの設定を自動化
- OTAを利用するための初期ファームウェアを作成し、デバッグやデバイスへの書き込みを支援
- OTA対象の更新ファームウェアを作成し、クラウドへのアップロードとOTAを実施するための設定
リリース情報
製品名 | 最新 Ver. | リリース日 | ターゲットデバイス (Note1) | バージョンアップ内容 | ダウンロード(Note2) | 動作環境 |
---|---|---|---|---|---|---|
QE for OTA | V2.2.0 | 2025/07/04 | RXファミリ RL78ファミリ RAファミリ | リリースノート参照 | ダウンロード | 動作環境 |
Notes
- 詳細なサポートデバイスは「ターゲットデバイス」をご参照ください。
- インストール方法 >>
ターゲットデバイス
設計・開発
サポート
リソース
ビデオ&トレーニング
このチュートリアルでは、QE for OTAを使って、MCUbootを使ったブートローダーの作成から更新ファームウェアによるファームウェアアップデート実行までの手順を解説します。
チャプター
00:00 オープニング
00:22 プロジェクトの準備
01:05 MCUbootの設定
02:35 初期ファームウェアの作成
03:10 更新ファームウェアの作成
03:20 ファームウェアアップデートの実行
関連リソース
ニュース&ブログ
ブログ
2023年9月11日
|
ブログ
2023年4月24日
|
詳細情報
機能
ワークフローに従って操作するだけでクラウドを使ったOTAを実現
OTAに必要なクラウドの設定、サンプルプロジェクトのインポート、IoTデバイスの管理、ファームウェアの作成、OTA実行までを簡単に実行できます。
IoTデバイスを管理し、それぞれのファームウェアを作成しOTAを実行
IoTデバイス管理ビューにより、IoTデバイスを管理が可能です。
次の機能を提供します。
- IoTデバイス作成時にデバイス証明書とセキュリティキーを作成後、ダウンロードして管理
- 初期ファームウェアを作成 (IoTデバイスごとの情報をソースに埋め込み)
- 初期ファームウェアをボードに書き込みを支援
- 更新ファームウェアを作成(IoTデバイスごとの情報をソースに埋め込み)
- クラウドに更新ファームウェアをアップロードしてOTAを実行
サポートドライバとミドルウェア
Renesas - renesas/iot-reference-rx - GitHub
202210.01-LTS-rx-1.1.3, 202210.01-LTS-rx-1.2.1, FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.3.1
Releases - renesas/amazon-freertos - GitHub
202107.00-rx-1.0.0, 202107.00-rx-1.0.1
Releases - renesas/azure-rtos - GitHub
6.2.1_rel-rx-1.0.0, 6.2.1_rel-rx-1.0.1, 6.4.0_rel-rx-1.0.0
Releases - renesas/iot-reference-rl78 - GitHub
v202210.01-LTS-rl78-1.0.0, v202210.01-LTS-rl78-1.1.0 (LTE のみ, Wi-Fi は未サポート)
動作確認済みのボードと OTA サンプルプログラム(RTOS を含む)の組み合わせ
ボードまたはキット | OTAサンプルプロジェクト(RTOSを含む) |
---|---|
CK-RX65N v1 | FreeRTOS v202107.00-rx-1.0.1, FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.1.3(LTS #2), FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.2.1 (LTS #2), FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.3.1 (LTS #2) |
AzureRTOS 6.2.1_rel-rx-1.0.0, AzureRTOS 6.2.1_rel-rx-1.0.1, AzureRTOS 6.4.0_rel-rx-1.0.0 | |
CK-RX65N v2 (Wi-Fi) (推奨) | FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.2.1 (LTS #2), FreeRTOS v202210.01-LTS-rx-1.3.1 (LTS #2) |
RX65N-Cloud-Kit (Note1) | FreeRTOS v202107.00-rx-1.0.0, FreeRTOS v202107.00-rx-1.0.1 |
RX65N-2MB-Starter-Kit-Plus (Note1) | FreeRTOS v202107.00-rx-1.0.0, FreeRTOS v202107.00-rx-1.0.1 |
RL78/G23-128p Fast Prototyping Board | FreeRTOS v202210.01-LTS-rl78-1.0.0,FreeRTOS v202210.01-LTS-rl78-1.1.0 (LTE のみ, Wi-Fi は未サポート) |
CK-RA6M5 v2 | アプリケーションノート「RA AWS Cloud Connectivity and Firmware Update OTA on CK RA6M5 v2 with Ethernet(R11AN0915)」付属のサンプルプロジェクト |
EK-RA6M5 | MCUboot 機能のみ |
EK-RA6M4 | MCUboot 機能のみ |
Note
1. 動作確認済みですが、CK-RX65N の利用を推奨します。
Secondary MCUとしての動作確認済みボード
ボードまたはキット | 参考アプリケーションノート |
---|---|
FPB-RX140 | RXファミリ ファームウェアアップデート通信モジュール Firmware Integration Technology (R01AN7757) |
RSSK-RX23E-B | |
FPB-RX261 | |
RSK-RX66T | |
TB-RX660 | |
RL78/G23-128p Fast Prototyping Board | RL78/G23 ファームウェアアップデート通信モジュール(R01AN7825) |