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ASIL対応およびディープラーニング機能搭載でコスト効率が高いスマートカメラアプリケーション用に設計されたSoC

パッケージ情報

CADモデル:View CAD Model
Pkg. Type:FCBGA
Pkg. Code:
Lead Count (#):419
Pkg. Dimensions (mm):
Pitch (mm):0.8

環境及び輸出分類情報

Pb (Lead) Free
Moisture Sensitivity Level (MSL)
ECCN (US)
HTS (US)

製品スペック

Lead Count (#)419
3D GPUNo
Accelerator1x ISP, 4x IMR
Application Core2x CA53, 800MHz, 3,6k DMIPS
Audio CodecNo
Auto I/F2x CAN, 2.0B/FD, Flexray
Computer Vision / Frequency2CVe / 400MHz
DDR Interface32-bit DDR3L-1600
Deep Learning (TOPS)0,3 TOPs
Ethernet1x Gbit AVB
Flash Interface2x QSPI
High SpeedNo
Highest ASIL LevelUp to ASIL B
Key Features4x UART, 4x SPI, 5x I2C, Security, JTAG
Parametric ApplicationsADAS/AD
Pitch (mm)0.8
Pkg. TypeFCBGA
Qualification LevelAutomotive
Real Time Core Freq / KDMIPSCR7 Lockstep, 800MHz, 2k DMIPS
Temp. Range (°C)-40 to +85°C
Video CodecH.264 Enc
Video Input1x MIPI-CSI2 (4L), 2x Digital Vin TTL
Video Output1x DU, 1x LVDS (OpenLDI), 1x Digital Vout TTL

説明

R-Car V3Mは主にフロントカメラアプリケーション向けのSoCですが、サラウンドビューシステム、ドライバーモニター、LiDAR、さらに、NCAP(New Car Assessment Program)機能を実現可能なSoCです。 NCAP(New Car Assessment Program)は政府の自動車安全プログラムで、さまざまな安全上の脅威に対する新車の性能設計を評価することを目的としています。

フロントカメラの課題は低消費電力や高い機能安全レベルをサポートしながら、非常に高いコンピュータービジョンの性能をどのように実現するかでした。 フロントカメラは車のフロントガラスに隣接して搭載されているので、部品自体の発熱だけでなく、直射日光による熱も考慮されなければなりません。 そのため、低消費電力の要求は特に厳しいものがあります。 R-Car V3Mはこの課題を解決し、カメラシステム開発の電力効率を改善します。

R-Car V3MはISO 26262に準拠したASIL Bの認証を取得しており、これによってASIL ECU開発のための手間を大幅に低減します。

R-Car V3Mは、ADASや自動運転システムのディープラーニングによるソフトウェア開発を加速する使いやすい開発フレームワーク「R-Car SDK(Software Development Kit)」に対応します。