特長
- 2つの300mA高性能LDOを内蔵
- 大電流ステップに対する優れた過渡応答
- すべての動作条件で±1.8%の精度
- 優れた負荷レギュレーション: 全負荷電流範囲にわたって<0.1%の電圧変化
- 低出力ノイズ:標準 30μ VRMS @ 100μA (1.5V)
- 非常に高いPSRR: 90dB @ 1kHz
- 極めて低い自己消費電流: 42μA (両方のLDOがアクティブ)
- 広い入力電圧能力: 2.3V〜6.5V
- 低ドロップアウト電圧: 標準200mV @ 300mA
- 1μF〜10μFのセラミックコンデンサで安定
- LDOごとにイネーブル・ピンとPORピンを分離
- ソフトスタートと段階的ターンオンにより、イネーブル時の入力電流サージを制限
- 電流制限および過熱保護
- 小型 10 Ld 3mm x 3mm DFN パッケージ
- 動作温度範囲 -40°C～+85°C
- 鉛フリー（RoHS準拠）
説明
ISL9000Aは、各出力から300mAの電流を供給できる高性能デュアルLDOです。 スタンバイ電流が低く、PSRRが非常に高く、1μF〜10μFの出力容量で安定しており、ESRは最大200mΩです。 このデバイスは、出力ごとに個別のパワーオンリセット(POR)機能を内蔵しています。 VO2のPOR遅延は、タイミング・コンデンサをCPORピンに接続することによって外部からプログラムすることができます。 VO1のPOR遅延は内部で約2msに固定されています。
また、低ノイズおよび高PSRRアプリケーション用のノイズ・フィルタリング・コンデンサを接続するためのリファレンス・バイパス・ピンも用意されています。 自己消費電流は、LDOがイネーブルとアクティブの両方で標準でわずか42μAです。 個別のイネーブル・ピンは、個々のLDO出力を制御します。 両方のイネーブル・ピンがローの場合、デバイスはシャットダウン状態になり、通常は0.1μA未満になります。電圧出力のいくつかの組み合わせが標準です。 各LDOの出力電圧オプションは1.5V～3.3Vです。その他の出力電圧オプションは、ご要望に応じてご利用いただけます。
パラメータ
| 属性 | 値 |
|---|---|
| Input Voltage (Min) (V) | 2.3 |
| Input Voltage (Max) (V) | 6.5 |
| Output Voltage (Min) (V) | 1.5 |
| Output Voltage (Max) (V) | 3.3 |
| Output Current 1 (Max) (A) | 0.3 |
| Output Current 2 (Max) (A) | 0.3 |
| Drop Out Voltage (Typical) | 250 @ 300mA |
| Fixed Output Voltage Option | Yes |
| PSRR (db) | 90 |
| Quiescent Current | 40 µA |
| Noise (10Hz to 100kHz) (μVrms) | 30 |
| Qualification Level | Standard |
パッケージオプション
| Pkg. Type | Pkg. Dimensions (mm) | Lead Count (#) | Pitch (mm) |
|---|---|---|---|
| DFN | 3.0 x 3.0 x 0.90 | 10 | 0.5 |
アプリケーション
- PDA、携帯電話、スマートフォン
- ポータブル楽器、MP3プレーヤー
- 医療用ハンドヘルドを含むハンドヘルドデバイス