メインコンテンツに移動

ルネサスカップ2011全国大学生電子設計コンテスト授賞式を開催

2011年12月5日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(社長:赤尾 泰、以下ルネサス)の100%子会社である瑞薩電子(中国)有限公司(社長CEO:鄭 力、本社:北京市、以下ルネサス エレクトロニクス中国)が単独協賛し、中国教育部と工業情報化部人教司が主催する「ルネサスカップ2011全国大学生電子設計コンテスト」の授賞式が12月3日に北京人民大会堂で開催されました。

 授賞式には、中国教育部高等教育司副司長の劉桔氏、教育部高等教育審査センター副主任の李志宏氏、工業情報化部人事教育司副司長の劉愛民氏、工業情報化部局長の張勇氏、工業情報化部電子情報司副司長の趙波氏、工業情報化部人事教育司教育処副処長の劉小竜氏、中国工程院元副院長・院士鄔の賀銓氏、中国工程院院士の蔡吉人氏、中国工程院院士の毛二可氏、中国大学生電子設計コンテスト委員会主任・中国科学院中国工程院院士の王越教授、コンテスト全国委員会副主任兼秘書長・北京理工大学副校長の趙顕利教授、ルネサス取締役の水垣重生、ルネサス エレクトロニクス中国総経理兼CEOの鄭力、及び中国30省から指導教師代表、学生など約350人が出席しました。

 今年は全国合計1,062大学より11,002チーム、計33,006名学生が同コンテストに参加し、本選では10,175チーム、計30,525名学生が作品を完成させ、史上最大の参加規模となりました。

 同コンテストは「省エネ製品、エコデザイン」の理念をもとに、公正公平性を確保するため、今回新たに2回戦形式で受賞者を選抜する方式を採りました。学生はまず、3泊4日で指定されたテーマに沿ってシステムを構築。この中から選出されたチームが2回戦に出場し、新たなテーマに基づいてシステムを構築しました。そして、1回戦と2回戦の総合評価を経て、最終的に747チームの作品が優秀と判定されました。

 その結果、西安電子科技大学のチーム(大学組)と深セン職業技術学院のチーム(専門校)が同コンテストの最高賞「ルネサスカップ」に選ばれた他、全国一等賞に171チーム、全国二等賞に574チームが選抜されました。これらの受賞者には、教育部、工業と情報化部、中国科学院院士、同コンテスト組織委員の方々およびルネサス取締役の水垣重生、ルネサス エレクトロニクス中国の総経理兼CEOの鄭力が表彰状と賞品を授与しました。また、ルネサス エレクトロニクス中国の販売代理店12社からも賞品が提供されました。

 ルネサスの同コンテストへの単独協賛は、同社が積極的に中国で企業責任を果たし、人材育成事業に貢献することを表しています。現在ルネサスは、中国の著名な大学16校に17もの連合実験室を設立し、設備とマイコン講座を提供して、大学と密接な関係を構築しています。これに加え、今回のイベントを通じて、ルネサスの省エネ理念を中国の将来の技術者にアピールし、中国ハイテク人材の育成と教育に貢献できると考えております。

 ルネサス エレクトロニクス中国総経理兼CEOの鄭力は、「現在中国の電子情報産業はすでに世界の産業チェーンの中で最も重要な役割を果たしています。電子科学技術産業の高速発展は、若いエンジニアに夢を実現する無限の可能性を提供しています。全国大学生電子設計コンテストは将来来の電子情報分野で活躍する若い学生達に理論と実践を結びつける舞台を提供しており、彼らが、自分の学んだ成果をアピールできる1つのプラットフォームになると思います」とコメントしています。

 「全国大学生電子設計コンテスト」は創設17年を経た今年、10回目の開催を迎えました。「政府が主催、専門家が主導、学生がメイン、社会が参加」というコンセプトのもとに隔年で開催されています。2013年度も「ルネサスカップ全国大学生電子設計コンテスト」は開催される予定で、ルネサス エレクトロニクス中国は引き続き協賛企業として全力でサポートし、このイベントを通して中国電子情報分野における人材育成と教育改革に貢献できるよう取り組んで参ります。

以 上

*本リリース内で言及された製品名、サービス名はそれぞれの所有者の商標または登録商標です。


ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。

この記事をシェアする