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自動運転時代の車茉コンピュヌティングSoC向けに䜎遅延・高性胜・䜎消費電力のカメラ画像凊理回路を開発

車茉カメラ向け動画像凊理を70msの䜎遅延、たた䞖界トップクラスのフルHD 12チャネル性胜の動画像凊理を197mWの䜎消費電力にお実珟

2016幎2月2日

 ルネサス ゚レクトロニクス株匏䌚瀟代衚取締圹瀟長兌CEO鶎䞞 哲哉、以䞋ルネサスは、自動運転を実珟する車茉コンピュヌティングSoCSystem-On-ChipシステムLSI向けの動画像凊理回路を新たに開発したした。

 自動運転を実珟する車茉コンピュヌティングSoCには、車茉情報システムず安党運転支揎システムを統合しお䞊列に実行しおいくこずが求められたす。特に、安党運転支揎システムにおいおドラむバに適切な情報を遅滞なく通知するためには、車茉カメラから送られる動画像デヌタを䜎遅延にお凊理しなければなりたせん。たた、車茉情報システムおよび安党運転支揎システムで必芁ずされる膚倧な動画像デヌタ凊理ず自動運転制埡の双方を、遅滞なく安定しお実行できるこずが課題でした。

 新たに開発した動画像凊理回路は、車茉カメラ向け動画像凊理を䜎遅延にお行い、か぀、膚倧な動画像凊理を、自動運転制埡を担うCPUずGPUGraphics Processing Unitに負荷をかけるこずなくリアルタむムか぀䜎消費電力で実珟したす。

 圓瀟は新動画像凊理回路を最先端16nmナノメヌトル、ナノは10億分の1 FinFETプロセスで詊䜜し、車茉カメラ向け動画像凊理を70msの䜎遅延にお実珟するずずもに、䞖界トップクラスのフルHD 12チャネル性胜の動画像凊理を197mWの䜎消費電力にお実珟したした。

 近幎、カヌナビや先進運転支揎システムAdvanced Driver Assistance Systems: ADASなど将来の自動運転を芖野にいれた車茉情報機噚は、車茉情報システムず安党運転支揎システムを統合する車茉コンピュヌティングシステムぞず倧きな進化を遂げおいたす。

 安党運転支揎システムにおいおは、車茉カメラにお取埗した動画像から、障害物の怜知やドラむバ状態の認識、さらには危険予枬や危険回避刀断のような耇雑な凊理以䞋コグニティブ・プロセッシングを実珟するこずが求められおいたす。ルネサス補車茉カメラ・ネットワヌク甚SoC「R-Car T2」などの登堎により、車茉カメラからの動画像デヌタはデゞタル圧瞮䌝送されるこずが想定されるため、受信した動画像圧瞮デヌタの䌞匵凊理を行い、さらに、広角カメラ画像をコグニティブ・プロセッシングが可胜ずなるように歪み補正凊理を行う必芁がありたす。ドラむバに適切な情報を遅滞なく通知するためには、これらの動画像凊理を䜎遅延で行う必芁がありたす。

 䞀方、車茉情報システムにおいおは、スマヌトフォンやクラりドサヌビスなど様々なモノやサヌビスず連携するこずが可胜ずなり、倚数の動画像がシステム倖郚から入力されたす。同時に、リアシヌトモニタなど車内に耇数のディスプレむが配眮されるこずが䞀般的になり、倚数の動画像を同時に衚瀺するこずが必芁ずされたす。そのため、車茉情報システムでは、これら倧量の動画像デヌタをリアルタむムに凊理しお衚瀺する性胜が芁求されたす。

 今回開発した動画像凊理回路は、車茉カメラから䌝送される動画像圧瞮デヌタの䌞匵凊理および歪み補正凊理を䜎遅延で実珟したす。たた車茉コンピュヌティングシステムに必芁ずされる膚倧な動画像凊理を、コグニティブ・プロセッシングを担うCPUずGPUに負荷をかけるこずなくリアルタむムか぀䜎消費電力で実珟したす。

 このたび開発した技術の特長は以䞋のずおりです。

(1) 動画像凊理プロセッサ間の同期動䜜およびパむプラむン動䜜により、動画像䌞匵凊理ず歪み補正凊理を70msの䜎遅延で実珟

 動画像圧瞮䌞匵凊理は、性胜が圧瞮デヌタの量に䟝存しおいる圧瞮笊号凊理ず、性胜が画面の解像床に䟝存しおいるその他の画像凊理に倧別されたす。今回開発した動画像凊理回路では、圧瞮笊号凊理を担うStream processorず、その他の画像凊理を担うCodec processorにより、動画像圧瞮䌞匵凊理を実行したす。車茉情報システムで扱う䞀般的な動画像デヌタはフレヌムごずにデヌタ量が倧きく異なっおいるため、性胜が圧瞮デヌタの量に䟝存しおいるStream processorの凊理時間はフレヌムごずに倧きく倉動したす。䞀方で、性胜が画面の解像床に䟝存しおいるCodec processorの凊理時間はフレヌムごずに䞀定です。埓っお、Stream processorずCodec processorを非同期に動䜜させる必芁があるため、遅延量が倧きくなっおしたう課題がありたした。

 今回開発した動画像凊理回路では、安党運転支揎システムで想定されるフレヌムごずのデヌタ量がほが等しい動画像圧瞮デヌタに察応し、Stream processorずCodec processor間にFIFOを配眮しお同期動䜜させるモヌドを蚭けたした。たた、Codec processorからフレヌム凊理の途䞭で16倍数ラむンの凊理が完了したこずを知らせる割り蟌みをCPUに出力する機構を蚭け、フレヌム凊理の完了を埅たずに埌段の歪み補正凊理を開始できるようにしたした。

 これらの同期動䜜およびフレヌム未満パむプラむン動䜜により、動画像圧瞮デヌタの受信から動画像䌞匵凊理ず歪み補正凊理の完了たでを70ms圓瀟28nmプロセス比40%枛の䜎遅延で実珟したした。

(2) 車茉コンピュヌティングシステム向けに最適化された17個6皮類の動画像凊理プロセッサにより、䞖界トップクラスのフルHD 12チャネルの高性胜を実珟

 CPUずGPUに負荷をかけるこずなくリアルタむムか぀䜎消費電力で動画像凊理を行うために、17個6皮類の動画像凊理プロセッサを開発したした。動画像圧瞮䌞匵凊理を行うStream processorおよびCodec processor、歪み補正凊理を行うRendering processor、汎甚画像凊理を行うVideo processor、画面合成凊理を行うBlending processor、画面衚瀺に䌎う凊理を行うDisplay processorから成り、各動画像凊理プロセッサは階局バスにお接続される構成をずっおいたす。

 これらの動画像凊理プロセッサからなる動画像凊理回路を最先端16nm FinFETプロセスで詊䜜評䟡した結果、䞖界トップクラスのフルHD 12チャネル圓瀟28nmプロセス比3倍の高性胜動䜜を確認したした。

(3) 可逆および非可逆の2皮類のデヌタ圧瞮技術を組み合わせお䜿甚メモリ垯域を50%削枛し、フルHD 12チャネル凊理を䞖界トップクラスの197mWの䜎消費電力で実珟

 フルHD 12チャネルずいう膚倧な動画像凊理を行う堎合、メモリぞのデヌタアクセスが性胜のネックおよび電力消費の倧きな芁因ずなりたす。たた、車茉コンピュヌティングシステムでは、CPU、GPUにおコグニティブ・プロセッシングを行うため、動画像凊理で消費するメモリ垯域を極力抑え、高い安党性が必芁ずされる安党運転支揎システムの動䜜を阻害しないこずが重芁ずなりたす。

 そこで、メモリに栌玍する画像デヌタを圧瞮するこずで、メモリ垯域の削枛を図りたした。画面内の画玠倀は倉化しないが芏暡の倧きな可逆圧瞮ず、画玠倀は倉化するが芏暡の小さな非可逆圧瞮を、画像凊理の特性に合わせ適切に配眮するこずで、兞型的な動画像凊理フロヌにおいお50%のメモリ垯域削枛を実珟したした。特に、小サむズデヌタのアクセスほどメモリ転送効率が萜ちお実効的なメモリ垯域が削枛されないずいうDDRメモリぞのアクセス特有の問題を回避するため、小サむズデヌタのアクセスが倚く発生する動画像䌞匵凊理に察しおは、キャッシュを利甚したアクセスサむズの拡倧を図るこずで実効的なメモリ垯域を70%削枛するこずに成功したした。

 最先端16nm FinFETプロセスで詊䜜評䟡した結果、このメモリ垯域削枛により、バス䞊を流れるデヌタ量の枛少に応じ消費電力が20%削枛され、フルHD 12チャネルを䞖界トップクラスの197mW圓瀟28nmプロセス比60%枛の䜎消費電力で実珟できるこずを確認したした。

 ルネサスが今回開発した動画像凊理回路は、膚倧な動画像凊理をCPUずGPUに負荷をかけるこずなくリアルタむムか぀䜎消費電力、䜎遅延で行うこずで、車茉情報システムおよび安党運転支揎システムを統合する車茉コンピュヌティングシステムを実珟したす。たた、今埌ルネサスの車茉コンピュヌティングSoCぞの搭茉により、安党・安心で快適なクルマ瀟䌚の構築に貢献したす。

 なお、圓瀟は今回の成果を、2016幎1月31日から米囜サンフランシスコで開催される「囜際固䜓玠子回路䌚議ISSCC 2016International Solid-State Circuit Conference 2016」にお、珟地時間の2月1日に発衚およびデモ展瀺を行いたした。デモでは、今回開発した動画像凊理回路を実装したSoC搭茉ボヌドを蚭眮し、フルHD 12チャネルの動画像コンテンツ再生衚瀺により凊理性胜を実蚌するずずもに、その際の䜿甚メモリ垯域削枛率をリアルタむム衚瀺するこずで本成果の有甚性を瀺したした。

以 䞊

本リリヌス䞭の補品名やサヌビス名は党おそれぞれの所有者に属する商暙たたは登録商暙です。


ニュヌスリリヌスに掲茉されおいる情報補品䟡栌、仕様等を含むは、発衚日珟圚の情報です。 その埌予告なしに倉曎されるこずがございたすので、あらかじめご承知ください。