概要
説明
R-Car V3Uは、R-Car Gen 4アーキテクチャーを駆使した、オープンかつ革新的Renesas autonomyプラットフォームの最新ラインナップです。 このR-Car V3Uは、最大で60TOPS、96,000DMIPSの性能を実現し、エントリー向けNCAPアプリケーションから高レベルの自動運転システムまで1チップでメインプロセッシングを実現します。 R-Car V3Uは、ランダムハードウェア故障(偶発的故障)を高速に検出、制御する高度なセーフティメカニズムを搭載しています。R-Car V3Uでの信号処理の大部分において、ASIL Dのメトリクスを達成しながら、機能安全実現に向けての設計の複雑さを軽減し、市場投入までの時間とコストを削減します。 R-Car V3Uは、周囲の物体検知やセグメンテーションなど各種の最先端のディープラーニングに柔軟に対応が可能です。また、R-Car V3Uのアーキテクチャーは低消費電力を実現しているため熱の発生が抑えられ、空冷で動作できるECUを開発可能ですR-Carの最大の特長は、専用エンジンの共有化を図り、ソフトウェア資産の流用が可能なスケーラブルなアーキテクチャーを採用していることです。これにより、R-Car V3UではR-Carファミリ史上最高性能を実現と同時に、ソフトウェア資産を活かしつつ開発負荷を軽減することが可能です。
特長
- Arm® Cortex®-A76を8個(設定によりロックステップモードに変更可能)
- デュアルロックステップCortex-R5コアを1個
- CNN専用IPによる60 TOPSを実現し、自動運転のための最先端のディープラーニング(深層学習)を提供
- 物体の動きを検出するDense optical flow, 高精度な距離計測を行うためのStereo disparity, 物体の分類を行うObject classification
- レーダ信号処理用のDual DSP(Digital Signal Processor)
- 画質向上可能なイメージ シグナル プロセッサ(Image Signal Processor)
- 車載通信用イーサネットAVB、CAN、FlexRayなどの多機能通信インターフェース
- PCIeによるV3Uの複数使いでシステム全体のスケールアップが容易
- ランダムハードウェア故障(偶発的故障)を高速に検出、制御する高度なセーフティメカニズムを搭載しています。R-Car V3Uでの信号処理の大部分において、ASIL Dのメトリクスを達成
- R-Carコンソーシアムの提携により支援されるオープンソリューション
製品比較
アプリケーション
設計・開発
サポート
リソース
- R-Carコンソーシアム
- OEM guide for ADAS development: As automotive electronics becomes more complex, the quest is on for economical ways to cover the widest possible range of requirements.
- Scalable platform meets demand for high computing performance
- Für ADAS und autonomes Fahren: Renesas stellt 12-nm-ASIL-D-SoC vor
- R-Car SoCs for the next generation of ADAS & Automated Driving
- Renesas announces ASIL D SoC for ADAS
- ADAS development with R-Car V3U ASIL D System on Chip
ニュース&ブログ
ニュース
2020年12月17日
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