~RA6シリーズの高い処理性能はそのままに周辺機能やI/Fを最適化、低コスト化に対応~

2021年9月30日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、Arm®コア搭載の32ビットマイコンRAファミリを拡充し、RA6シリーズとして初めてのエントリ製品となる「RA6E1グループ」、6製品を発売、量産を開始しました。RA6E1は、従来のメインストリーム製品であるRA6M4やRA6M5と同様、Arm Cortex®-M33コアを搭載し、最大動作周波数200MHz の高性能を実現。高い処理性能はそのままに、エントリ製品として周辺機能や通信インタフェースの最適化を図りました。これらより、高性能が要求されつつも低コスト化が求められる幅広い産業機器やIoTアプリケーションに最適です。

 ルネサスのIoT・インフラ事業本部MCUユニット担当の執行役員であるRoger Wendelkenは次のように述べています。「RAファミリは、RA6E1グループの拡充により、高性能なエントリーラインという新たなスタンダードを築こうとしています。RA6E1グループは、高い処理性能と低消費電力、さらに適切な周辺機能やインタフェースが求められるIoTアプリケーションに最適なマイクロコントローラです。」

RA6E1グループの主な特長

  • 最大動作周波数200MHzのArm Cortex-M33を搭載、TrustZoneテクノロジに対応
  • 512KB(キロバイト)~1MB(メガバイト)のフラッシュメモリ、256KBのSRAMを搭載
  • 動作温度範囲-40~85℃
  • 48ピン~100ピンまでのパッケージラインアップ
  • 790CoreMark(内蔵フラッシュからCoreMarkプログラム実行時)の高性能
  • イーサネットコントローラ(MAC)内蔵
  • USB2.0フルスピード、シリアル通信、CAN、SSI、SDHI、Quad SPIの各種インタフェースを搭載
  • 各種タイマ搭載
  • アナログ機能搭載

 また、RA6E1 を手軽に評価できるよう、オンチップデバッガを搭載したプロトタイピングボード「RA6E1 Fast Prototyping Board」を、20米ドル台(参考価格、税抜き)で提供開始しました。

 ルネサスのRAファミリは、低消費電力性能に優れ、Arm TrustZone®テクノロジなどの革新的な機能を搭載しています。また、RAファミリを使用した機器の開発には、アプリケーションの実装を容易にする各種ドライバや、ミドルウェア、リアルタイムOSを含むFlexible Software Package (FSP)を用いることができます。FSPを用いた開発では、直感的なGUIによって簡単に開発を進めることが可能で、他のRAファミリへの移行も容易です。さらにユーザはこのFSPと組み合せて、従来のソフトウェアコード資産を再利用したり、Armの広範なエコシステムパートナのソフトウェアと柔軟に組み合わせて使用することが可能です。これにより、市場投入までの期間を短縮することができます。

 また、ルネサスは、ユーザの設計を加速させ、より早く市場に投入できるよう、ルネサス製品のポートフォリオを組み合わせたソリューション「ウィニングコンビネーション」を開発、提案しています。例えば、RA6シリーズとアナログ、パワー製品を最適に組み合わせたソリューション「超小型指紋センサ」や、「クラウドゲートウェイモジュール」など、様々なアプリケーション向けに250種類以上のウィニングコンビネーションをこちらからご覧いただけます。renesas.com/win

RA6E1の詳細についてはこちらをご覧ください。
renesas.com/ra6E1

RA6E1用プロトタイピングボードの詳細はこちらをご覧ください。
renesas.com/fpb-ra6E1

以 上

*. Arm、Arm Cortex、およびArm TrustZoneは、EUやその他の国におけるArm Limitedの商標または登録商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。


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