2022年4月14日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、ルネサス)は、世界で働く従業員や家族、またお客様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまの安全・安心の確保を最優先に考えています。
 今般のウクライナにおける人道的危機をめぐり、ルネサスは、人道支援の目的で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に対し、100万ユーロ(約1億3千万円、1ユーロ=130円)の寄付を行うことを決定しました。この寄付は、UNHCRによる活動を通して、ウクライナや近隣諸国における人道支援に活用されます。

 また、ルネサスでは、紛争の初期から危機管理チームを立ち上げ、ウクライナで働くチームと継続的にコミュニケーションをとり、現地の従業員や家族に対し、次のような支援を行ってまいりました。
・    ウクライナで働く全従業員に対し、当座の必要資金のため、給与の前払いや補助金を支給。
・    ウクライナからの出国を希望する従業員や家族に対し、実務的・経済的な支援の提供。
・    ウクライナ国外に避難している従業員や家族に対し、会社として支援を行うことに加え、ルネサスの他拠点の従業員が宿泊や通訳などの支援の申し出ができる仕組みを導入。
・    国外への避難が困難な従業員や家族のため、ウクライナ西部のリヴィウにあるルネサス拠点の地下をシェルターに改修。

 ルネサスは今後も、現地のチームと緊密に連携し、状況の変化を注視しながら、従業員一丸となって、ウクライナの人々に対し、必要な支援を続けてまいります。
 ルネサスは、一日も早く、ウクライナと世界全体に、平和が戻ることを切に願っています。

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