概要
説明
RZ/G3Eは、クアッドCPUとNPUを1チップに集積したマイクロプロセッサ(MPU)で、ヒューマンマシンインタフェース(HMI)アプリケーションにおいて電力効率、信頼性、セキュリティ機能を向上させます。RZ/G3EはHMI機能として、グラフィックエンジン(GPU)、ビデオコーデック、フルHD対応のマルチ画面出力を有し、さらにエッジコンピューティング機能としてニューラルプロセッシングユニット(NPU)を備えています。HMIとEdge Computingの両機能の実現に必要十分な1.8GHz動作のQuad Cortex-A55コアに加え、低電力モードで動作可能なCortex-M33コアも搭載し、高性能と低電力を両立します。
特長
- Cortex-A55(クアッドまたはデュアル)
- Cortex-M33
- 3Dグラフィックスエンジン(Arm Mali-G52)
- ビデオコーデック(H.264/H.265)
- カメラインタフェース(MIPI-CSI)
- ディスプレイインタフェース(MIPI-DSI, LVDSデュアル, パラレルIF)
- PCIe Gen3 2レーン
- USB 3.2(Gen2)ホスト
- USB 2.0インタフェース2ch、SDインタフェース2ch
- CANインタフェース(CAN-FD)
- ギガビットイーサネット 2ch
- メモリエラー検出・訂正(ECC)
- LPDDR4またはLPDDR4Xメモリインタフェース
- FCBGAパッケージ(15mm x 15mm、21mm x 21mm)
製品比較
アプリケーション
設計・開発
ソフトウェア/ツール
ボード&キット
モデル
ECADモデル
SamacSysの回路図シンボル、PCBフットプリント、および3D CADモデルは、製品オプションテーブルのCADモデルリンクをクリックすることで参照できます。シンボルまたはモデルが対応していない場合は、SamacSysに直接リクエスト可能です。

サポート
リソース
よくあるご質問
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RZ/G3E: ブート可能なCPUと対応デバイスについて
RZ/G3Eでは、どちらのCPU(Cortex-A55またはCortex-M33)からでもブートが可能です。ただし、CPUによって対応するブートデバイスが異なりますので、以下をご確認ください。 Cortex-A55 boot– Boot Mode 0: Booting from eSD– Boot ...
2025年7月29日 -
RZ/G3E: カメラインターフェースについて
RZ/G3Eは、MIPI-CSIインターフェース(1レーン、2レーン、4レーン)に対応しています。対応する画像サイズはフルHD(1920×1080)で、最大60fpsのフレームレートをサポートしています。
2025年7月29日 -
RZ/G3E: 接続可能なDRAMの種類や容量について
RZ/G3Eに接続可能なDRAMは以下の通りです。パッケージ(PKG)タイプと使用するDRAMの種類によって、対応するランク数や最大容量が異なりますのでご注意ください。 LPDDR4x:15mm PKG, 21mm PKGともに、Single rankのみ ...
2025年7月29日
ビデオ&トレーニング
Powered by Arm® Cortex® -A55 and a Neural Processing Unit (NPU) Ethos™ -U55, the RZ/G3E microprocessor (MPU) is optimized with high-performance HMI and edge computing capabilities. Discover its key features for your next-gen HMI systems.
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2025年7月29日
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