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椿 尚之
IoT Product Marketing

LCDパネルの低価格化が進み、組込機器においてもグラフィカルなUIを使うことが増えてきました。このUIの開発にあたっては多種多様なGUI開発ツールから最適なものをユーザ毎に選択されています。

しかし実際に開発をはじめてみると、それらの開発ツールで作ったGUIを組込機器に導入するときに、どうやってマイコンのプロジェクトと結合するのか、1つの壁に当たります。これがPOCをクイックに作ることなどの妨げとなります。

そこでルネサスでは、Segger社からRXマイコン向けに無償提供されているGUI開発ツール "emWin" とコラボレーションして開発環境 "e2studio" で、マイコンのプロジェクトからGUI開発までを一貫してサポートする仕組みを提供しています。

まずは e2studio をインストールしましょう。
それと一緒に、GUI開発のためのプラグインである "QE for Display" も導入しておきます。こちらもWebからダウンロードしてインストール出来ます。環境の準備はこれだけです。

それでは普段の組込機器開発と同様に、プロジェクトを作成して、デバイスドライバのダウンロード・プロジェクトへの組込みをやりましょう。これらも自動で組み込んでくれるので便利になりましたね。

ここから本題のQE for Displayプラグインを呼び出します。このウィンドウ上でGUI開発ツール "emWin" のインストール、プロジェクトへの導入設定、エディットしたGUIのプロジェクトへの反映まで全てサポートしています。ガイドに従って操作するだけなので、膨大なマニュアルを読まなくても簡単に導入が出来ます。実際に操作したビデオも用意していますのでそちらも参考にしてみてください。

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QE for Displayでは、ルネサスが提供するRX72N Envision Kitなどの代表的なLCD付き評価ボードをプリセットとして設定出来ますが、ユーザが用意したLCDパネルに合わせたタイミング設定なども、実際のパネルに表示をしながらリアルタイムにチューニング出来ます。合わせて使ってみてください。

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いかがでしょうか、マイコンのプロジェクトだけで一貫してGUI開発が出来るので、POC作成なども時間をかけずに立ち上げが出来ますね。
エコシステムを利用した開発が当たり前の昨今ですが、RXファミリでは、これらをもっと使いやすく、密に結合した仕組みを構築して提供してまいります!

QE for Display のチュートリアルビデオはこちら
QE for Display のWebはこちら
RXマイコン GUIソリューション のWebはこちら

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