人と機械をつなぐ「HMI (Human Machine Interface)」の世界では、機能が固定された従来のメカニカルキーが「タッチキー」に置き換えられるケースが急増中です。人に優しくデザインされたパネルを指でタッチし、そのまま滑らせて量を指定できる、など、複雑で高度な操作を直感的に行えるからです。しかし利用場面が拡大していくにつれ、正常な動作と高度な操作性を実現するには感度の向上、高いノイズ耐性が求められ、更に水濡れ、汚れや温度変化などの環境耐性が必要となります。また開発期間やコストが高いハードルとなります。
ルネサスでは、このハードルを一気に押し下げるためのソリューションを、ここにご用意いたしました。まずは以下のデモ動画をご覧いただき、高機能・高性能を簡単に実現する様子をお確かめ下さい。
開発環境
RX231 HMIソリューションキット
RX130搭載静電容量タッチ評価システム
RX130静電容量タッチキー評価システムは、ルネサスが提供するタッチキー・ソリューションを容易に評価することができるキットです。 キットに含まれるボードやソフトウェアを用いて、キット購入後すぐに評価を始めることができます。

静電容量タッチキー開発支援ツール QE for Capacitive Touch
QE for Capacitive Touchでは、静電容量タッチキーを使用した組み込みシステム開発に必要なタッチキーの感度調整を簡単に行え、開発期間の短縮が実現できます。RXファミリに対応します。
製品機能/特長
・GUI操作でプログラムへのタッチキードライバ組み込みが簡単
・ワークフロー図により一連のタッチキー調整作業が簡単
・タッチインタフェース構成をグラフィカルに表示、状況の把握が簡単
・タッチキーが多くても高速で自動チューニング。効率的に作業が可能
・ボタン1つでプログラムへ調整結果を反映
・モニタリング機能によりタッチキーの動作確認ができ、微調整が簡単
・統合開発環境e2 studio との統合*により、e2 studio だけで作業が完結
* QE for Capacitive Touch は、e2 studio用プラグインです。Webからのダウンロードおよびインストールが必要です。
リファレンスデザイン
非接触ユーザインタフェース・リファレンスデザイン
3Dジェスチャデモはルネサス静電容量タッチ・ソリューションを応用した3次元空間で手の位置を検出しジェスチャ動作(上下、左右、前後方向)によるHMIを実現します。標準版(160mm角)、小型版(80mm角) を用意しました。

パートナーの紹介

ノリタケ伊勢電子株式会社
ガラス製静電容量式スイッチモジュールの開発・販売
TEL: 03-6205-4424
e-mail: sales@noritake-itron.jp
http://www.noritake-itron.jp/

株式会社 北斗電子
評価ボード開発・プログラマ供給パートナー
TEL: 011-640-8800
e-mail: support@hokutodenshi.co.jp
http://www.hokutodenshi.co.jp/

株式会社 横山商会
タッチモジュールパートナー
TEL: 076-267-5625
e-mail: info2@yokoyama-gr.co.jp
http://www.yokoyama-gr.co.jp/

株式会社 東洋レーベル
静電容量スイッチ向け透明電極の開発・販売
TEL: 075-314-2117
e-mail: info@toyolabel.co.jp
http://www.toyolabel.co.jp/

タカヤ株式会社
機能・価格に合わせたインテリジェンスなタッチキーを開発
TEL: (0866) 62-2015
e-mail: takaya_ems_sales@takaya.co.jp
http://www.takaya.co.jp/product/ems/