概要

説明

フラッシュ開発ツールキット (Flash Development Toolkit) とは、ルネサス製フラッシュ 内蔵マイコンのフラッシュメモリに対し書き込みを行うためのソフトウェアです。 書き込みに特化した操作性・機能を提供します。

特長

  • 書き込みに特化したGUI
  • 書き込み時の状況が分かる充実したメッセージログ
  • プロジェクトを工場等の作業者に簡単に送付できるフィールドプログラミング機能
  • 作業ミスを未然に防ぐアクセス権機能
  • 複数のファイルを1つにするビルド機能
  • ファイルの正常書き込みやファイル識別に便利な複数のチェックサム

 

リリース情報

重要

  • Windows® 10および8.1に対応したV.4.09 Release03をリリースしました。(機能追加およびサポートMCUの追加は、V.4.09 Release02で終了しています。)
    • V.4.09 Release03はWindows® 10、8.1、および7に対応しています。
    • V.4.09 Release02はWindows® 7、Vista、およびXPに対応しています。
  • フラッシュ開発ツールキット Ver.4(R0C00000FDW04R)は、Ver.3以前からの無償アップグレードサービスは行っておりません。新規購入が必要です。
  • フラッシュ開発ツールキット V.3.xxのインストールしているパソコンで、オートアップデートユーティリティを実行した場合には、無償評価版が追加インストールされます。(オートアップデートユーティリティーは、V.3.05 Release 00 以降で対応しております。)

ソフトウエア ライセンス および 技術サポートについて

フラッシュ開発ツールキットは評価版ソフトウェアとして、無償でダウンロード公開していますが、 テクニカルサポート 窓口へお問合せいただいても、お答えできない場合がございます。
技術サポートが必要な場合は、弊社営業または特約店経由でソフトウエア ライセンスの購入をご検討ください。

ターゲットファミリ

詳細は、フラッシュ書き込みツール対応表 (PDF | English, 日本語)(2016/01/20)をご参照ください。

ターゲットデバイス

ダウンロード

ドキュメント

詳細情報

機能

フラッシュ開発ツールキットには使い勝手の良いGUIが3つ用意されており、目的に応じてご使用いただけます。

プロジェクトを作成して使う場合

様々な機能を使用できるメインウィンドウと、メインウィンドウの機能を簡略化したSimple Interfaceウィンドウの2種類があります。

メインウィンドウ
プロジェクト管理機能によって、複数のマイコンから構成されるシステムや開発フェーズごとの データ管理を効率よく行うことができます。また、データ編集機能によりパラメータを簡単に行うことができます。
開発時に使用するのに便利なウィンドウです。
Simple Interfaceウィンドウ
一度プロジェクトを作成した後に、メインウィンドウから呼び出して使用します。プロジェクト管理機能を利用し、複数のプロジェ クトのデータを簡単に書き込むことができます。
量産時、書き込みデータおよびデバイスが複数あるときに便利なウィンドウです。
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プロジェクトを作成せずに書き込む場合

メインウィンドウの機能を簡略化したBasicウィンドウです。

Basicウィンドウ
直接Basicウィンドウを立ち上げて使用します。プロジェクトを作成せずに、簡単に書き込むことができます。
量産時、書き込むデータおよびデバイスが一つの場合に便利なウィンドウです。

注:Ver.3より対応

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製品パッケージ内容

  • フラッシュ開発ツールキット(Flash Development Toolkit)

システム構成

フラッシュ開発ツールキット V.4以降の書き込みツール構成図

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フラッシュ開発ツールキット V.3以前の書き込みツール構成図

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ユーザ向けサポート情報

E1 エミュレータ生産中止及び後継品のご案内

E1エミュレータは使用部品の EOL(生産終了)に伴い、生産を終了させていただくことになりました。
詳細及び後継品につきましては下記よりご確認ください。

>> 【お知らせ】 E1 エミュレータ生産中止予告 (PDF | English, 日本語)