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Makiko Seki
Makiko Seki
Senior Specialist
掲載: 2022年3月9日

皆様は機能安全システムを開発する際、先ず誰にアプローチしますか?認証機関、IDH、またはルネサスのようなMCUサプライヤでしょうか?
このジレンマ、お助け致します!ご存じないかもしれませんが、ルネサスは単なる半導体サプライヤではありません。ハードウェアと、IEC61508機能安全規格に準拠したソフトウェアの両方を提供しています。機能安全は、産業オートメーション機器にとって重要なピースです。近年、サービスロボット、医療、ビルディング・オートメーション等、他の分野でも重要になりつつあります。しかし機能安全は難解で、システム開発に多大な負担をかけるだけでなく、多くのお客様は規格に関する知見が限られており、課題でもありました。

ルネサスのソリューションは、主に2つのブロックで構成されています。

  1. RXおよびRAファミリMCU向けのSIL3認証済みソフトウェア
  2. 開発支援のためのリファレンスソリューション

この2つのブロックを活用し、2つのMCUを使いSIL3 / HFT=1を達成するための安全システム開発が容易に実現できます。

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System Example

上記のシステムは、安全関連部にある2つのMCUが相互監視を行いながら、ネットワークMCUまたはMPUで通信される安全データと、モーター制御用MCUによるモータ動作を監視しています。 しかし、問題はソフトウェアです。この機能安全システムのソフトウェアを設計するにはどうすればよいでしょうか? ここで、ルネサスのSIL3認証済みソフトウェアの出番です! 

私たちのゴールは、お客様が私たちのソリューションに早く慣れることができるようにすることです。ルネサスのソリューションを使う事で 、コンセプトフェースから認証取得まで、幅広い32ビットMCUファミリとともに サポートを提供することにより、お客様がより早く市場に参入できるよう支援します。例えば、ソリューションについて理解を深めるウェビナーや、機能安全ソリューションのWebページから無償評価版も提供しています。 開発段階で、ルネサスの認証済みソリューションを使う事で、お客様の市場投入までの時間を短縮し、総所有コストを削減するのに役立ちます。また、認証済みソフトウェアソリューションには商用ライセンスも準備されており 、製品開発プロセス全体を通じて技術サポートも提供しています。

2020年以降、ルネサスの機能安全ソリューションは市場で高い評価を得ており、無償評価用ソフトウエアのダウンロード件数が大幅に増加しています。過去2年間のデータを分析すると、非常に興味深い洞察が得られます。

地域別:
世界的に関心があり、中国、ドイツ、日本、米国が先頭に立ってはいますが、近年東欧からの関心が高まっています。毎月のダウンロード数は一定のペースで増加し続けています。

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アプリケーション別:
アプリケーション軸で見ると、私たちのソリューションに関する問い合わせの大部分がインバーターまたはACサーボのいずれかです。しかし、近年はロボット、それも産業ロボットと協調ロボット双方からの関心が大幅に増え、現時点では2番目に人気のあるアプリケーションになりました。 また、IEC61508安全基準はE / E / PE *デバイスも対象としているため、以下に示すように、医療、BMS、およびプロセス自動化のアプリケーションからの問い合わせも増加しています。 

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IEC61508機能安全規格への関心と適用は増え続けています。 機能安全は、安全で競争力のある製品を開発する上で重要なポイントです。 ルネサスの機能安全ソリューションは、お客様のシステム開発のすべてのフェーズにおいてお手伝いします。

この度新たにリリースしたSIL3認証済みの、RA MCU向けセルフテストソフトウェアおよびRX MCU向けPROFIsafeアプリケーションソフトウェアの詳細については、こちらをご覧ください。

登録は今すぐ!無償評価版のソフトウェアを入手して、機能安全開発を加速しましょう!

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*E/E/PE : 電気/電子/プログラマブル電子

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