~I3C用のファームウェア、ソフトウェア、ハードウェアが揃い、DDR5ソリューションの製品認定と採用が加速~

2021年4月29日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、ルネサスのI3Cバス拡張製品が、ファームウェアおよびソフトウェアソリューションパートナであるAMI社によって、同社のリモートマネジメントファームウェアのMegaRAC® SP-Xの推奨製品に認定されたことを発表します。AMI社の認定ベンダリストにI3Cデバイスが加わったことにより、ユーザはDDR5プラットフォームやボードの仕様を、従来のI2Cなどから新たな高速I3Cへと容易に移行できるようになりました。

 2:1バスマルチプレクサ「IMX3102」、1:2バスエキスパンダ「IMX3112」およびDDR5 SPDハブ「SPD5118」は、データセンタやサーバ、エンタープライズ、ファクトリオートメーション、通信機器などの制御信号を伝達するシステム管理バスとして、I3C Basicを実装する際に、設計を最大限柔軟にできるようにする製品です。これらの製品は、バスの複雑さや信号品質(シグナルインテグリティ)に影響を与えるような、複数のマスタ機器や多数のエンドポイント機器を接続したり、長い配線がある場合などに最適です。

 ルネサスのI3C製品は、これまでハードウェア、Baseboard Management Controller(BMC)、SoCパートナ各社の認定を受けています。今回、I3Cエコシステムを拡大したことにより、ソフトウェア開発においてもハードウェア開発においても、安心してルネサス製品を使用して設計することができます。

 DDR5が業界で勢いを増す中、I3Cインタフェースは、ホストと周辺機器またはスレーブ機器との間で、より高速な通信を必要とするアプリケーションに向けた高速制御インタフェースとなりつつあります。I3Cの12.5MHzという速度は、I2Cの1MHzや、アナログのパッシブクイックスイッチなどの従来のソリューションを大きく上回っています。ルネサスは、プラットフォーム制御、高効率、省電力、高速、安全、そしてセキュリティのための堅牢なI3Cバス拡張デバイスのラインアップを揃え、I3Cテクノロジをリードし続けています。

 ルネサスのデータセンタ事業部のVice PresidentであるRami Sethiは次のように述べています。「より高速で堅牢なI3C規格へのコントロールプレーン設計の移行など、業界の変革を成功させるためには、ハードウェアとソフトウェア両方のレベルにおいて幅広いエコシステムのサポートが必要です。AMIのような業界をリードするソフトウェアプロバイダと協力して、お客様やエコシステムパートナが期待する”すぐに使える”という素晴らしい体験を提供していきます。」

 AMIのチーフプロダクトオフィサのKelly Bryant氏は次のように述べています。「次世代I3Cインタフェースは、急激なデータセンタ拡大や、産業、自動車、通信システムにおけるセキュリティインフラやより効率的なハードウェアに対する業界のニーズを満たすものです。AMIは、ルネサスの最新のDDR5 I3Cバス拡張製品およびSPDハブデバイスを、当社のMegaRAC SP-Xリモートマネジメントファームウェアにおける推奨製品に認定したことを光栄に思います。AMIには、多くのコンポーネントに対応する広範囲にわたる業界最先端のブート/マネージャビリティファームウェアのエコシステムがあり、ルネサスなどのトップメーカから、当社のファームウェアソリューションに適合することの価値を認められてきました。ルネサスとの強固なパートナシップのおかげで、ルネサスの最先端のI3C拡張製品やSPD製品に対する検証ができたことにより、より優れたファームウェアおよびソフトウェアソリューションを提供し、両社のお客様へサポートを拡大することができます。」

ルネサスのI3Cバス拡張製品とSPD製品については、こちらをご覧ください。
renesas.com/memorymux
renesas.com/spdhub
AMIのリモートマネジメントファームウェアのMegaRAC SP-Xについては、こちらをご覧ください。
https://www.ami.com/products/remote-management/service-processor/

以 上

*MegaRACはAMIの登録商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。


ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。