ファームウェアアップデートモジュール

本モジュールを使用することで、ファームウェアアップデート機能をお客様のシステムに容易に組み込むことができます。
（ファームウェアアップデートとは、機器自身が機器の制御を行うファームウェアを新しいファームウェア（更新イメージ）に書き換えることです。ファームウェアアップデートは不具合の修正や新機能の追加、性能向上などのために行われます）

本モジュールには以下の機能が有ります。

• 通信インタフェース等を介して取得した更新イメージをMCUに取り込む機能
• 更新イメージを内蔵フラッシュに書き込む機能（セルフプログラミング機能）
• 更新イメージを有効化する機能
• イメージの正当性を検証しブートする機能（セキュアブート機能）
• 更新方式として以下の方式を提供
  • 半面更新方式
  • 全面更新方式（バッファ無し）
  • 全面更新方式（バッファは外部フラッシュ）（RL78ファミリのみ）
  • デュアルバンク方式（デュアルバンク機能搭載製品のみ）
• ファームウェアアップデート時に使用する初期・更新イメージを生成するツール（Renesas Image Generator）を提供

• 半面更新方式

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• 全面更新方式（バッファ無し）

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• 全面更新方式（バッファ面は外部フラッシュ）（RL78ファミリのみ）

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• デュアルバンク方式（RXファミリのデュアルバンク機能搭載製品のみ）

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• Renesas Image Generatorはファームウェアアップデートモジュールで使用するファームウェアイメージを生成するユーティリティツールです。初期イメージと更新イメージを生成可能。
  • 初期イメージ：ブートローダとアプリケーションプログラムで構成され、システムの初期段階にフラッシュライタ等で書き込むイメージファイル（motファイル）
  • 更新イメージ：ファームウェアアップデート対象のイメージファイル(拡張子rsu)

• 初期イメージ生成（リニアモード）

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• 初期イメージ生成（デュアルバンクモード）

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• 更新イメージ生成

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ファームウェアアップデート通信モジュール(FWUPCOMM)とは、以下のようなプライマリMCU―セカンダリMCU 構成のシステムで、セカンダリMCU がプライマリMCU から更新ファームウェアを受け取ってファームウェアアップデートをする際に、MCU 間の通信を制御するミドルウェアです。

プライマリMCU とセカンダリMCU の両方に本モジュールを組み込むことで、容易にセカンダリMCU のファームウェアアップデートを実現できます。

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本モジュールを使用したプライマリMCU―セカンダリMCUシステム(RX MCU)のソフトウェア構成イメージ

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