概要
説明
トレイルカメラのデモでは、RZ/V2L SoCのDRP-AI (Dynamically Reconfigurable Processor for AI)サブシステムの機能と、高速起動のLinux(<1.6s)の実装を紹介します。 RZ/V2Lの主要なサブシステムをすべて使用した複合システムです。 オンチップのArm® Cortex-M33®(CM33)MCUは、Linuxが起動する前でも画像をキャプチャし、DRP-AIニューラルプロセッシングユニット(NPU)を使用して画像を処理して、複雑なシーン内のオブジェクトを迅速に識別します。 ディスプレイを使用して識別されたオブジェクトを視覚的に表示し、コマンド ライン アプリでは推論のテキストベースのログを表示する機能により、製品内でそれぞれ拡張できる多くの機能が追加されます。 低消費電力は、システム全体に電力を供給し、動きが検出されるまでメインボードの電源をオフにしておくためのバッテリーの簡単な使用によって示されています。
特長
- 高速ブートLinux(<1.6秒)
- DRP-AIによる物体認識
- ヘテロジニアスマルチプロセッシングの使用例:画像キャプチャにCM33、前処理にISP、AI推論処理にDRP-AI、後処理レンダリングにArm® Mali
- 推論結果をシリアルポートにまとめる
- メインボードの自動電源オン/オフ
- RA2E1 MCUを常時接続、モーションセンサアプリケーションに結びついた
- 低消費電力により、バッテリ駆動のリモート操作が可能