消費電流測定ツール QE for Current Consumption
概要
RL78、RXファミリのマイコンを使った組み込みシステム開発に対応した開発支援ツール。統合開発環境e² studio、CS+(CS+ for CCのみ)に標準で組み込まれています。消費電流のチューニングの作業期間短縮に貢献します。
トピックス
QE for Current ConsumptionがRXファミリ(RX100、RX200シリーズ)にも対応しました。
リリース情報
QE for Current Consumption (Note)
- CS+ for CC: V6.01.00 (リリース: 2018/01/22) 以降に同梱
- e² studio: V6.2.0 (リリース: 2018/01/22) 以降に同梱
Note
RL78のみ対応の場合、以下Ver.以降に同梱
- CS+ for CC: V6.00 (リリース: 2017/07/20)
- e² studio: V6.0.0 (リリース: 2017/08/08)
お手軽測定: E2エミュレータだけで電流測定
測定器の準備不要。ボードの改造不要。ユーザシステムにE2エミュレータを接続するだけで、システム全体の消費電流をお手軽に測定することができます。
逃さずキャッチ: 異常電流を検出しプログラムを停止
電流の異常増加や、たまにしか発生しない事象に対して、指定した各種トリガ条件を検出してプログラムを停止することができます。トリガ条件としては、電流値や時間での指定が可能です。この機能により異常電流を逃さず捉えて原因の絞り込みができます。
素早く特定: プログラムと電流の関係を見える化
プログラムに通過ポイントを設定することにより、プログラム動作と消費電流の変化の関係を見える化します。通過ポイントはブレークポイント感覚でプログラムの任意の位置に複数指定できます。この機能により電流増加の原因を特定することができます。
開発ツール サポート情報
タイトル | 概要 |
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