概要

RXファミリ用データフラッシュドライバ

M3S-DATFRX(以下、DATFRXと略します)はRXファミリに搭載されているフラッシュメモリ(データフラッシュ)を格納するためのブロック型デバイスドライバです。データ管理ドライバのユーザーAPI関数をコールするだけで、データの更新、データの読出しが可能です。データ管理ドライバを使用すれば、フラッシュメモリ(データフラッシュ)を使用したデータ管理システムを容易に構築することができます。

トピックス

M3S-DATFRX V2.01をリリースしました。

リリース情報

M3S-DATFRX

最新Ver.: V2.01 Release00

リリース: 2019/02/20

動作環境

入手方法

特長

  • Firmware Integration Technology(FIT)に対応しています。
  • データフラッシュ領域のデータを管理します。
  • APIをコールするだけで、データの更新、データの読み出しができます。
  • 更新、読み出しを行うデータは、論理的なデータ番号を割り当てて管理します。各データ番号に対応するデータ数とデータサイズは、データ番号ごとに設定できます。
  • データ更新処理では、データ更新用ブロックの書き込み可能領域にデータ書き込みます。
  • データ更新用ブロック内の空きがなくなった場合、ブロック内の有効なデータを別のブロックにコピーします。ブロック消去処理では、データ更新処理により不要になった旧データを保管しているブロックを消去します。
  • データ更新処理中に電源遮断またはリセットが発生した場合、再起動後の初期化処理で、電源遮断またはリセットの発生有無を検出します。更新データの状態により、そのデータが有効かどうか判断します。有効でない場合、更新前のデータに復旧します。*1
  • ブロック消去処理中に電源遮断またはリセットが発生した場合、再起動後の初期化処理で、管理するブロックの消去中電源遮断またはリセットの発生有無を検出します。無効ブロックと判断した場合、ブロック消去前状態と等価の状態に復旧します。*2
  • データ管理対象のコードフラッシュ領域のプログラムコマンド実行中またはブロックイレーズコマンド実行中、RAMまたは外部メモリに配置されたユーザプログラムの動作が可能です。
  • データ管理対象のデータフラッシュ領域のプログラムコマンド実行中またはブロックイレーズコマンド実行中、RAM、ROMまたは外部メモリに配置されたユーザプログラムの動作が可能です。
  • ビッグエンディアン/リトルエンディアンでの動作が可能です。
  • *1.データ更新中の電源遮断またはリセットのタイミングによっては、初期化処理で、更新前データ、もしくは更新後データのどちらかになるのか不定です。そのため初期化関数終了後、速やかにデータ更新中であったデータを再度データ更新してください。
  • *2. ブロック消去中の電源遮断またはリセットのタイミングによっては、初期化処理で、ブロック状態が不定になるため、ブロックを誤認する可能性があります。その結果、以降のデータ更新ができない場合や旧データを最新データと認識する場合や最新データを検出できない場合があります。

機能

関数名 機能概要
R_FLASH_DM_Open() DATFRXのオープン処理
R_FLASH_DM_Close() DATFRXのクローズ処理
R_FLASH_DM_Init() 初期化処理(分割)
R_FLASH_DM_InitAdvance() 初期化処理継続(分割)
R_FLASH_DM_Format() フォーマット処理
R_FLASH_DM_Read() データ読み出し処理
R_FLASH_DM_Write() データ更新処理
R_FLASH_DM_Erase() ブロック消去処理
R_FLASH_DM_Reclaim() リクレーム処理
R_FLASH_DM_Control() 各種状態チェック処理
R_FLASH_DM_GetVersion() バージョン取得

製品パッケージ内容

  • データ管理ドライバソフトウェア(RXファミリ用ソースファイル)
  • サンプルプログラム(e2 studio用プロジェクト)
  • アプリケーションノート

モジュール構成

モジュール構成

動作環境

占有ROMサイズと占有RAMサイズは目安であり、モジュールやコンパイラのバージョンにより異なります。詳細情報はアプリケーションノートをご参照ください。

対応コンパイラ RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ V.3.00.00以降
コードサイズ RX231の場合
ROM 5039 バイト+(4 バイト×n ブロック数)+(2 バイト×m 管理データ数)
RAM 33 バイト+(4 バイト×n ブロック数)+(2 バイト×m 管理データ数)
RX66Tの場合
ROM 4999 バイト
RAM 18 バイト+(3 バイト×n ブロック数)

入手方法

ダウンロード

ターゲットデバイス

開発ツール サポート情報

タイトル 概要
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