P8610

P8610は、Gen-2 DPS™対応ホストPMICと組み合わせて使用するパワー・マネージメント・デバイスで、PMICのスタンドアロンコントローラに接続した場合に出力レールを出力します。このデバイスは、ホストPMICによって制御される電流源ユニットとして動作します。最大4台のP8610を並列に使用して、最大29A(パルス)までの負荷電流能力を備えた多相レールを作成できます。

独自の単線式Gen-2 DIF™デジタル・バスは、ホストPMICの降圧コントローラをP8610型分散電源ユニット(DPU)に接続し、制御およびステータス情報を交換します。このデバイスはPMICエコシステムにシームレスに統合されており、ユーザの観点からもわかりやすいです。

P8610のDPUは、ホストPMICを介してユーザによる高度なプログラマブル機能を統合しており、DPUの効率、過渡応答、およびスタンバイ電力を最適化できます。DPUは出力電流測定もサポートしており、セーフティおよび診断機能を備えているため、初期のプロトタイプシステムにおいても簡単にデバッグできます。

P8610は、熱特性が改善された小型の3.0mm×4.0mmの12-DFNパッケージで提供されます。