5Gやブロードバンド無線用途に向け、業界最高クラスの性能を誇る広帯域ミリ波シンセサイザを発売

~高集積8V97003により、ビームフォーミングおよびMIMO用途向けの次世代5G無線を実現~

2020年03月11日

ルネサス エレクトロニクス株式会社

 

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、5Gやブロードバンド無線用途向けに最適化された一連の独自機能と、業界最高クラスの性能を持つ次世代型の広帯域ミリ波シンセサイザを発売しました。フラッグシップモデルである「8V97003」は、ミリ波およびビームフォーミング用のローカルオシレータ(LO)として、またテストや計測、光ネットワーク、データ取得システムなどの多彩な用途に適した高速データコンバータ用の高精度リファレンスクロックにも最適です。

 ルネサスのIoT・インフラ事業本部、タイミング製品担当のVice President であるBobby Matinpourは次のように述べています。「お客様が求める周波数帯、位相ノイズ、そして出力に関する最も厳しい要件を満たせるよう、最新世代の高性能ミリ波無線向けに新しく8V97003を開発しました。シングルチップデザインでクラス最高のパフォーマンスを誇る8V97003は、利用が増えているブロードバンド無線、マイクロ波バックホール、5G無線を含む6GHz以上のキャリア周波数に最適です。」

 8V97003は、高周波数帯(171.875 MHz~18 GHz)、超低出力位相ノイズ(6GHz出力時、-60.6dBc [20KHz~100MHz])、そして全周波数範囲における高い出力パワーという業界最高クラスの組み合わせを実現しました。広い帯域範囲に対応しているため、ユーザは複数のシンセサイザモジュールの代わりに8V97003を1つ使用するだけで、ソリューションのフットプリントとコストを削減できます。高出力のため外付けのドライバが不要になり、パフォーマンスを犠牲にせずに全体の消費電力を抑えることが可能です。超低出力位相ノイズにより、卓越したシステムレベルSNR(信号対雑音比)とEVM(エラー・ベクトル振幅)を実現するため、5Gや無線用途向けに最適な選択肢となります。高速データコンバータ用のリファレンスクロックとして8V97003を使用すれば、SNRおよびスプリアスフリー・ダイナミックレンジ(SFDR)の向上により、システムパフォーマンスを最大化することができます。

 

供給について

 8V97003は量産を開始しており、7mm x 7mm、48リードのVFQFPNパッケージです。

 

8V97003の技術文書、ツール、サンプルなどの詳しい情報については、こちらをご覧ください。
www.idt.com/8V97003

以 上

 

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