~国連の活動に参加することにより、企業の責任を果たし、サステナビリティを推進~

2021年4月21日

ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、ルネサス)は、このたび、国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact、以下、UNGC)に署名しました。UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みです。ルネサスは、UNGC署名企業として「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野から成る「国連グローバル・コンパクト10原則」に沿い、サステナビリティに関する施策を進めてまいります。

「国連グローバル・コンパクト10原則」は、世界的に採択・合意された普遍的な価値として、「世界人権宣言」、「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言」、「環境と開発に関するリオ宣言」、「腐敗防止に関する国連条約」に基づき、定められています。

ルネサスは、以下の10原則を遵守していまいります。

人権

  • 人権擁護の支持と尊重
  • 人権侵害への非加担

労働

  • 結社の自由と団体交渉権の承認
  • 強制労働の排除
  • 児童労働の実効的な廃止
  • 雇用と職業の差別撤廃

環境

  • 環境問題の予防的アプローチ
  • 環境に対する責任のイニシアティブ
  • 環境にやさしい技術の開発と普及

腐敗防止

  • 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み
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ルネサスの代表取締役社長兼CEO柴田 英利は、次のように述べています。

「今般のUNGCへの署名は、持続可能な社会の実現に向けたルネサスの取り組みの一つとして、グループ全体を通じて“サステナビリティ”を意識した活動を行うことを表明しています。ルネサスは、世界に約19,000人の従業員を抱えるグローバル企業としての責務を真摯に受け止めています。従業員の人権保護、安全な職場環境の提供とともに、環境にやさしいエコ製品の開発を通じ、社会および環境面での要請に応えてまいります。」

ルネサスは、2021年に活動報告(Communication on Progress letter)をUNGC本部に提出しています。今後も、「国連グローバル・コンパクト10原則」を支持し、顧客、サプライヤー、ステークホルダーおよびコミュニティに対する責任を果たすために、引き続き全社的に必要な措置を講じてまいります。ルネサスの取り組みについては、ウェブサイト「ルネサスのサステナビリティ」をご覧ください。

以上

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