RZ/N1Dを用いたリアルタイム産業用イーサネットスイッチ

近年産業分野において、産業用イーサネットと呼ばれるリアルタイムイーサネットソリューションを必要とするお客様が増えています。この産業用イーサネット規格には一般に、EtherCat、Powerlink、Sercos III、ProfiNet、Modbus TCP が挙げられます。

産業用イーサネットスイッチまたは同様のシステムには、各種機能が高度に統合された、RZ/N1D(MPU)の処理能力と豊富なインターフェイスを用いるのが最適です。RZ/N1Dは、Arm®Cortex®-M3とR-INエンジンが統合されており、専用のGbEとハードウェアによるRTOSアクセラレータが、メインコアの負担を軽減します。

産業用イーサネットスイッチの一般的なシステムには、外部ストレージ(eMMCまたはQSPI)、外部RAM(DDR3またはDDR3L)、最大5つのイーサネットPHYが必要です。このシステムに電力を供給するには、精密な電源レールが最大4つ必要です。これは、1チップで最大4つの電力レベルおよびDDR3/DDR3Lの柔軟な電圧の選択が可能な、ルネサスのISL91212B(PMIC)を採用することで簡単に実現できます。ISL91212Bにはパワーアップシーケンスが含まれており、追加のDC/DCコンバータ(ISL85005)を1つしか使用しないので、ソリューション全体のPCB設置面積をより小さくできます。

このシステムのメリット

  • R-INオフロードエンジン/ハードウエアアクセラレータを備えた、高度な統合産業用イーサネット(スイッチ)ソリューション
  • 設定済みの使いやすいPMICにより、必要となる全ての電圧とシーケンスを提供し、DDD3またはDDR3Lメモリのどちらかを使用可能
  • 少BOM数、省PCBスペース
システムブロック図

ウィニング・コンビネーション

ルネサスとIDTによる補完的製品ポートフォリオは、互いに連携しあうことで、お客様により包括的なソリューションを提供することができます。ただ、これはまだ序章に過ぎません。ルネサスとIDTの開発チームによる、今後のコラボレーションが本格化するにつれ、今までのソリューションよりも更に大きなメリットを持つ、更に高度な統合ソリューションが登場して参ります。

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