静電容量タッチキー
機器のスイッチやデザインに革命を 簡単開発環境で「ものつくり」をサポート
タッチキー開発のハードルを押し下げる第2世代のタッチキーソリューション
人と機械をつなぐ「HMI (Human Machine Interface)」の世界では、機能が固定された従来のメカニカルキーが「タッチキー」に置き換えられるケースが急増中です。人に優しくデザインされたパネルを指でタッチし、そのまま滑らせて量を指定できる、など、複雑で高度な操作を直感的に行えるからです。しかし利用場面が拡大していくにつれ、正常な動作と高度な操作性を実現するには感度の向上、高いノイズ耐性が求められ、更に水濡れ、汚れや温度変化などの環境耐性が必要となります。また開発期間やコストが高いハードルとなります。
ルネサスでは、このハードルを一気に押し下げるためのソリューションを、ここにご用意いたしました。まずは以下のデモ動画をご覧いただき、高機能・高性能を簡単に実現する様子をお確かめ下さい。
評価がこんなに楽になる 開発環境
静電容量タッチキー開発支援ツール QE for Capacitive Touch
QE for Capacitive Touchでは、静電容量タッチキーを使用した組み込みシステム開発に必要なタッチキーの感度調整を簡単に行え、開発期間の短縮が実現できます。RXファミリに対応します。
製品機能/特長
・GUI操作でプログラムへのタッチキードライバ組み込みが簡単
・ワークフロー図により一連のタッチキー調整作業が簡単
・タッチインタフェース構成をグラフィカルに表示、状況の把握が簡単
・タッチキーが多くても高速で自動チューニング。効率的に作業が可能
・ボタン1つでプログラムへ調整結果を反映
・モニタリング機能によりタッチキーの動作確認ができ、微調整が簡単
・統合開発環境e2 studio との統合*により、e2 studio だけで作業が完結
* QE for Capacitive Touch は、e2 studio用プラグインです。Webからのダウンロードおよびインストールが必要です。
メイン/センサー・チューナー ビュー
ボード・モニター ビュー
ステータス・チャート ビュー
Workbench6
Workbench6(*)を使用することで簡単に感度調整ができます。
・ウィザード形式で簡単調整
・直感インターフェースで簡単操作
・自動調整済みのソースコードを出力
(*)Workbench6はキットには付属されていません。Webからのダウンロードのみとなります。
Workbench6 Ver.1.07.00.00仕様概要
操作性を大幅に向上
・より簡単にソースコードを作成
・Tuning windowを刷新
・サンプルプロジェクトを追加
ノイズ耐性を向上、ユーザー選択の幅を拡大
・デュアルサンプリング周波数機能が同期ノイズ耐性UP
・ユーザーによるサンプリング周波数調整が可能
・RX231/RX230のMCU間感度ばらつきを抑制
Others
・RX231/230 省電力に関するAPI小修整(TU TN-RX*A169A)
※本ツールをダウンロードするためには、My Renesasへのユーザ登録が必要です。
次世代HMIソリューション
3Dジェスチャデモ
3Dジェスチャデモはルネサス静電容量タッチ・ソリューションを応用した3次元空間で手の位置を検出しジェスチャ動作(上下、左右、前後方向)によるHMIを実現します。標準版(160mm角)、小型版(80mm角) を用意しました。
静電容量スイッチ向け透明電極の開発・販売
株式会社 東洋レーベル
TEL: 075-314-2117
RXタッチマイコンのラインナップ紹介
タッチの原理、ルネサスタッチキーの特長
高感度&高ノイズ耐性
「厚さ10mmのアクリル」「木材」をセンシング!近接センシングを実現!(30cm)
IEC 61000 4-3-/4-6 level3をクリアするノイズ耐性!
「自己容量」「相互容量」両方式に対応
耐水性の必要な製品も使用可能!(相互容量方式)
簡単開発
開発ツールで感度を自動調整!