~インテルの次世代プロセッサ用のクロックジェネレータとなる低ジッタのタイミングソリューション~

2021年2月4日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、高性能コンピューティングやデータセンタアプリケーションで使用されるインテルの次世代プラットフォーム向けに、低ジッタのクロックジェネレータIC「9SQ440」の発売を開始しました。ルネサスは、これまでもPCI Express(PCIe)製品をいち早く提供しておりますが、新製品となる9SQ440も、業界初となるインテルのCK440Q仕様に準拠したサーバ用クロックジェネレータです。将来のIntel® Xeon®プロセッサの要件に沿って開発されており、PCIe Gen5設計の課題に対応できる、柔軟で信頼性の高い高性能シンセサイザです。

 ルネサスのデータセンタソリューションのポートフォリオに新たに追加された9SQ440は、PCIe Gen5クロックバッファを含む幅広いラインアップのPCIeクロックソリューションインフラ電源スマートパワーステージ(SPS)デバイスと組み合わせることで、次世代のデータセンタアプリケーションのニーズに応えます。

 ルネサスのデータセンタ事業部、Vice PresidentのBobby Matinpourは次のように述べています。「PCIeクロックジェネレータはPCIeタイミングの心臓部とも言える製品です。最新規格の要件が厳しくなる中、ルネサスがPCIe Gen5に準拠する9SQ440を提供することにより、お客様は設計の柔軟性とマージンを得ることができます。業界をリードするルネサスのタイミング技術と知見を活用し、業界に先駆けてPCIe Gen6などPCIe Gen5以降の市場に、認定を受けた製品を、提供し続けられることを嬉しく思います。」

 9SQ440は、サーバのCPUとPCIeクロック用に中央集中型クロックジェネレータとして機能します。合計20の差動出力と、業界最高クラスのジッタ性能(PCIe Gen5共通クロック位相ジッタ50fs RMS未満)を備えており、シンプルなシングルボード2ソケットから複雑なモジュール式マルチソケットシステムまで幅広いトポロジのタイミング要件を満たしています。

クロックジェネレータ9SQ440の主な特長

  • PCIe Gen5およびUPI v2.0に準拠した32GT/s(Giga Transfers per second) SerDes用クロック
  • PCIe Gen5仕様要件より低い位相ジッタ(50fs RMS未満)により設計マージンを拡大
  • 7つのOE#ピンによる7つの専用100MHz出力
  • 3つの専用25MHzプラットフォームタイム出力
  • 1つの専用25MHzプラットフォームタイムデイジーチェーン出力
  • 100MHzまたは25MHzから選択可能な9つのマルチプレクサ出力
  • 自己完結型のシングルソケットからモジュール式のマルチソケットアプローチまで、複数のCPUソケットトポロジをサポート
  • 0%、-0.3%、-0.5%スペクトラム拡散クロック
  • 0.5mmピッチの8x8mm、100ピン2列QFNパッケージ

 ルネサスはシリコンタイミングのマーケットリーダとして、高性能コンピューティングやデータセンタアプリケーション向けに、ワンストップショップソリューションを提供しています。今後もフル機能のシステムソリューションからシンプルなクロックビルディングブロックのデバイスまで、幅広い製品とサポートを提供していきます。

9SQ440の詳細はこちらをご覧ください。
9SQ440

以 上

*インテル、Intel、Xeonは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。


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