~シーカンスの5GプラットフォームをベースにしたIoTモジュールの開発に着手~

2021年1月7日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)と、IoT向け4G/5GチップおよびモジュールのリーディングプロバイダであるSequans Communications S.A.(フランス、パリ、以下シーカンス)は、このたび、シーカンスのTaurus(トーラス)5Gプラットフォームをベースとする5Gモジュールの開発に向けて、協業を拡大することを発表します。ルネサスはシーカンスから技術提供とライセンスを受けることになります。両社は、2020年10月より、シーカンスのMonarch(モナーク)LTE-M/NB-IoTプラットフォームをベースとするIoTモジュールの開発で協業しており、これに続くものです。今回の協業拡大により、シーカンスの5Gモデム技術とルネサスのアナログフロントエンドFR1/FR2技術を組み合わせて、クラス最高の5Gソリューションを実現することを目指します。

 シーカンスのTaurus 5Gプラットフォームは、移動通信の標準化団体3GPP(Third Generation Partnership Project)のリリース16に準拠しており、固定ワイヤレスアクセス、モバイルコンピューティング、プライベートおよびローカルネットワーク、産業ネットワーク、AR/VR、ドローンなど、幅広いブロードバンド用途やクリティカルなIoTアプリケーションに対応するよう最適化されています。Techno Systems Research によると、世界市場は2025年までに2億5000万台以上のデバイスが5Gに対応するようになると推定されています。

 シーカンスのCEOであるGeorges Karamは次のように述べています。「我々はLTE-M/NB-IoTソリューションによる大規模なIoT実現に向けて協業しており、このたび、ルネサスとさらなる5GブロードバンドIoTに向けて協業を拡大できることを嬉しく思います。ルネサスは、グローバルな市場にリーチできる設計力や実績を持っており、今回の5Gに対する協業拡大は、IoT産業全体に利益をもたらすと考えています。」

 ルネサスの執行役員でIoT・インフラ事業本部、MCUビジネス担当のRoger Wendelkenは次のように述べています。「シーカンスは、LTE-M や NB-IoT から 5G NR まで、セルラ IoT ソリューションをフルレンジで提供している数少ない半導体企業の一つです。来るべき5G革命と、私たちや世界中のお客様にもたらされる技術革新による多くのチャンスに応えるために、この協業を拡大できることを嬉しく思います。」

 また、本協業の拡大により、ルネサスはシーカンスの第2世代Cat1テクノロジであるCalliope2も利用可能になります。これは、スピーカやアラーム機器など、LTE-M以上の速度やVoLTEのサポートが必要なIoTアプリケーション向けに、電力効率とコスト効率に優れたソリューションとなるよう設計されています。ルネサスは、これら4G拡張機能とほとんどの5Gモードをサポートするモジュールを、2021年後半から2022年に提供開始する予定です。

 シーカンスのCEOであるGeorges Karamはまた、次のように述べています。「この協業により、ルネサスは幅広い5G/4GセルラIoTモジュールを提供することが可能となり、シーカンスはより幅広いIoT市場への進出が可能となります。」

ルネサスエレクトロニクスについて

ルネサスは、人々が安心・安全に暮らせる社会を実現するために、あらゆるモノとモノをつなぎインテリジェント化することを通して、組み込み機器に進化をもたらしています。そして、無限の未来をカタチづくるために、自動車、産業、インフラ、IoT分野に対して、世界的に高いシェアを誇るマイコンに加え、アナログ&パワーデバイス、SoCなどの各種半導体と幅広いソリューションを提供していきます。ルネサスについては、こちらをご覧ください。renesas.com

シーカンス・コミュニケーションズについて

シーカンス・コミュニケーションズは、大規模で広範かつクリティカルIoT向けに5Gおよび4Gのチップとモジュールを開発・提供するリーディングカンパニーです。5G/4Gの大規模IoTアプリケーション向けに、シーカンスはフラグシップ製品であるMonarch LTE-M/NB-IoTおよびCalliope Cat 1チッププラットフォームをベースにした包括的な製品ポートフォリオを提供しており、業界をリードする低消費電力、統合した多数の機能、グローバルな展開を特徴としています。5G/4Gブロードバンドや主要なIoTアプリケーション向けに、シーカンスはCassiopeia Cat 4/Cat 6 4GとハイエンドのTaurus 5Gチッププラットフォームをベースにした製品ポートフォリオを提供しており、低コストの住宅、企業、産業用アプリケーション向けに最適化されています。2003年に設立されたシーカンスは、フランスのパリに拠点を置き、米国、英国、イスラエル、香港、シンガポール、台湾エリア、韓国、中国にもオフィスを置いています。シーカンスについてはこちらをご覧ください。www.sequans.com

以 上

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