概要

SH7769は高機能・高性能な車載情報端末SoC SH-Navi3(SH7776)をベースに、ビデオ入力、ディスプレイ出力、高信頼性システムに向けた機能を強化し、グラフィックスメータに特化した高機能車載ディスプレイ向けSoCです。

多彩でよりリアルな3D画像を実現する高性能3Dグラフィックスエンジンや、高解像度(1600x480)対応したディスプレイユニットを搭載しています。また、車載カメラや、ナビゲーション、ナイトビジョンなどの情報を同時にドライバーへ伝達できるよう最大3つのビデオ情報を入力することができます。魚眼レンズを装着したカメラから入力された画像の歪みをフラットに補正する機能や、任意の画像を補正する機能も搭載されています。

ブロック図

SH7769 System Block Diagram

製品仕様
項目 SH7769仕様
品名 R8A77690JBG
電源電圧 1.275V (内部)、3.3V(I/O)、1.5V (DDR3)、1.8V(LVDS)
最大動作周波数 533MHz
処理性能 959MIPS、3.7GFLOPS (533MHz動作時)
CPU コア SH-4A コア
内蔵 RAM ILRAM: 16Kバイト+OLRAM: 16Kバイト
キャッシュメモリ 32Kバイト命令/32Kバイトデータ分離 ×2、4ウェイセットアソシアティブ方式、
キャッシュコヒーレンシ サポート
外部メモリ DR-I/F:DDR3-SDRAM(DDR1067/800) 16bit bus (最大1067M word/sec)
ローカルバス:32bit bus(67/50MHz) SRAM、ROMを直結可能
拡張バス アドレス空間: 64Mバイト×3
主な内蔵周辺機能
  • 3Dグラフィックエンジン SGX530 (OpenGLES2.0)
  • ディスプレイユニット×2系統出力(RGB888+LVDS出力)
  • LVDSインタフェース (TIA/EIA-644規格準拠 4pair)
  • 画像解像度のダイナミックレンジ圧縮機能
  • ビデオ入力インタフェース×2チャネル
  • アナログコンポジットビデオ入力×1チャネル
  • ディスプレイアウトコンペアユニット×2チャネル
  • 歪み補正ユニット(IMR-X)×1チャネル
  • VIN/VDEC連動歪み補正ユニット(IMR-LSX)×1チャネル
  • SDホストインタフェース ×2チャネル
  • MMCインタフェース ×1チャネル
  • USB 2.0ホスト(×2チャネル)、ファンクション(×1チャネル、ホストとチャネル兼用)インタフェース
  • 専用DMAC×35チャネル
  • コントローラエリアネットワーク(CAN*)インタフェース×2チャネル
  • メディアローカルバス(MLB)インタフェース×1チャネル
  • サウンドインタフェースx3チャネル
  • シリアルコミュニケーションインタフェース(SCIF)×3チャネル
  • I2Cバスインタフェース ×1チャネル
  • シリアルペリフェラルインタフェース(HSPI)×2チャネル
  • PWMタイマ×4チャネル
  • ウォッチドッグタイマ×1チャネル
  • タイマ×9チャネル
  • 割り込みコントローラ(INTC)
  • クロック発振器(CPG):PLL内蔵
  • オンチップデバッグ機能
  • 温度センサ
低消費電力モード スリープモード
モジュールスタンバイ機能(モジュール単位でのクロック停止)
DDR-SDRAM電源バックアップモード
パッケージ 496ピンBGA (21mm×21mm)
開発環境 SH-4Aコア向けにはオンチップデバッギングエミュレータの「E10A-USB」エミュレータを用意
評価ボード 以下の特長をもつリファレンスプラットフォームを準備
(1) 車載情報機器向けの周辺回路を搭載し、ユーザシステムの実機検証環境を実現
(2) アプリケーションソフト等のソフトウェア開発ツールとして使用可能
(3) ユーザによるオリジナル機能の追加が可能

*CAN:Controller Area Network の略で、独Robert Bosch GmbH が提唱している車載用のネットワーク仕様です。

※POWERVR、SGXはImagination Technologies Limitedの登録商標または商標です。
その他本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。

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