概要

“環境に優しいクルマ作り”の中で、ステアリングのアシストに油圧ではなく電気モータを利用して軽量化を図り、燃費を向上させる電動パワーステアリング(EPS)の導入が進んでいます。近年では、単なるパワーアシストにとどまらず、車速と舵角に応じてステアリングのギア比を無段階に変化させるなど、ドライバーの運転を支援する機能との連携も進んでおり、マイコンに対しては、高度なモータ制御を支える、高性能CPU、大容量内蔵メモリ、専用タイマユニット、高速・高精度A/Dコンバータ、他の制御ユニットとの通信インタフェース等が求められています。また、自動車の安全性への関心がますます高まる中で、自動車分野に特化した機能安全規格であるISO26262が2011年にリリースされました。ステアリングやブレーキなど、極めて高い安全性が求められるシステムでは、最も高い安全度水準であるASIL-D*が求められるケースもあり、リダンダントコアなどのセーフティ機構を内蔵したマイコンが求められる傾向にあります。

ルネサスは、高性能CPUコア等をベースに、システムの進化を支える最適ソリューションを提供します。

*ASIL: Automotive Safety Integrity Level (自動車向け安全度水準)

*ASIL-D: 自動車向け安全度水準の最上位

ブロック図

Electric Power Steering Block Diagram

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