統合開発環境 CS+
概要
CS+は、エディット、ビルド、デバッグの繰り返しであるソフトウェア開発に対し「簡単」「快適」「安心」を追求した統合開発環境です。
ルネサスマイコンのソフトウェア開発に必要な基本ソフトウェアツールが1回のインストールですぐ使用できる状態になります。オンチップデバッギングエミュレータE2やE1などのハードウェアツール(別売)と組み合わせることでより高度なデバッグにも対応可能です。さらに、豊富な拡張機能やユーザサポート機能により、安心してご利用いただけます。
CS+はコンパイラパッケージに含まれます。エミュレータ製品は、製品版または無償評価版のCS+と組み合わせていただくことにより、全てのデバッガ機能をお使いいただけます。
特長
CS+ では、これまでの開発環境ツールから一歩踏み込んだ、ソリューション・ツールキットのスマート・ユーティリティとQE(Quick and Effective tool solution)をサポートしています。
かんたん: Pythonスクリプト
Web上のPythonスクリプトのサンプルを取得し、簡単にプロジェクトに登録/実行
Python コンソールで実行可能なスクリプトのサンプルをルネサスWeb サイトから取得し、簡単にプロジェクトに登録して使用することができます(CS+ for CCのみ)。一からスクリプトを作る必要はありません。
- 実行可能なサンプルスクリプトの一覧を確認できます。
- 「プロジェクトに登録」ボタンで、簡単にアクティブプロジェクトにスクリプトファイルを登録できます。
- プロジェクト・ツリーパネルで、取得したスクリプトファイルをダブルクリックすると、スクリプトファイルがエディタ パネルにオープンします。お客様の実現したい内容にスクリプトファイルをカスタマイズすることが可能です。
かんたん: スマート・マニュアル
レジスタ説明をエディタ等から即参照でき、 マニュアルを開く手間を省ける
マウスカーソルを移動させるだけで、 SFR(Special Function Register)/IOR(I/O Register)の説明、コード生成機能で生成するAPI関数の説明を参照することが可能です。(CS+ for CCのみ)(RL78、RXのみ)
対象となるパネルは次のパネルです。
- エディタ パネル
- SFR/IORパネル (レジスタの説明のみ)
- 逆アセンブル パネル (レジスタの説明のみ)
スマート・マニュアル パネル上で、任意のレジスタの説明やハードウェア・マニュアルを表示することも可能です。
かんたん: スマート・ブラウザー
ハードウェアマニュアルからサンプルコードまで直接表示
Webブラウザーを使用することなく、アクティブ・プロジェクトの使用デバイスに関する最新情報の表示、およびアプリケーション・ノートに付属するサンプル・コードのダウンロードが簡単に可能です(CS+ for CCのみ)。
- 新規に登録されたものや、アップデートされたものは、NEWやUPDATEと表示されるので、すぐにわかります。
- エラーダイアログで表示されたエラーに関連するFAQやかふぇルネの投稿などを自動で検索し、問題解決に導きます。
かんたん: 最適化性能比較ツール
サイズだけではなく実行速度の最適化の効果を比較でき、すぐ設定
プログラムの最適化に関するビルドオプションを⾃動的に適⽤し、コードサイズと実行速度がどれくらい向上するのかを比較、設定できます。(CS+ for CCのみ)
- ボタン一つで、複数のビルドオプションのパターンのコードサイズと実行時間を表示することができます。
- 測定した結果は、色付けして表示されるので、コードサイズが小さい設定、実行速度が速い設定を簡単に確認できます。
- オプションパターンを選択して、すぐにプロジェクトに反映することができます。
かんたん: スマート・コンフィグレータ連携
ルネサス製ドライバをシステムに簡単に組み込める
スマート・コンフィグレータは、ドライバの周辺機能設定やミドルウェアの組み込み、端子配置機能を持ったGUIベースのツールです。ルネサスマイコンに最適なソースコードの出力、FITモジュールの組み合わせが可能です。(RXのみ)
V6.00.00でRXファミリのスマート・コンフィグレータとの連携が可能になりました。
- CS+からスマート・コンフィグレータを起動
- スマート・コンフィグレータが生成したファイルをCS+のプロジェクトに追加する
かいてき: ネットワーク検証ソリューション
[CAN受信デバッグ] 通信のデバッグなのに通信相手いらず
RS-CAN のチャネル間通信機能を利用することにより、通信相手の周辺機器がなくてもCAN通信のデバッグができるため、早期にネットワークのデバッグができます。任意のCANチャネル、任意のフレームの受信時のデバッグを行えます。(RS-CANで2チャネル以上必要)(RH850のみ)
- 受信したいデータとチャネルを設定するだけで、プログラムで受信できます。
- 1フレームだけでなく連続フレームを順次送信することが可能です。
- 送信データのインポート/エクスポートが可能なため、テストデータの作成も快適に行えます。
かいてき: オンラインヘルプ
最新のヘルプファイルをいつでも参照
オンライン上のCS+ヘルプの内容を参照できます(CS+ for CCのみ)。
- 最新のヘルプファイルを参照できるようになります。
- お客様の使い慣れたWebブラウザーでヘルプを参照することができ、Web検索でもCS+のヘルプが検索可能になります。
- 従来の、パソコンにインストールされたヘルプファイルを表示する機能も用意しています。
あんしん: CAN通信時間計測ソリューション
[CAN受信処理時間測定] CAN通信の応答時間(受信後の処理プログラム開始まで)を測定できます
高価なCANアナライザを使わずに、 E2エミュレータを使用することで、CAN通信応答時間を測定でき、問題の早期発見に貢献します。(RH850のみ)
- CAN通信において重要な、受信後に処理プログラムが開始されるまでの応答時間を簡単に測定することが可能です。
- 応答時間が設計値に収まらない時に、プログラムを停止させることが可能です。
- プログラム停止後に、トレースデータやCAN通信の履歴を確認することが可能です。
あんしん: 消費電流チューニングソリューション
[消費電流測定] システム電流を測定でき、プログラム動作と消費電流変化の関係を見ることができます
電流計を使わずに、E2エミュレータを使用するだけで、システム電流を測定でき、消費電流のチューニングの作業期間短縮に貢献します。(CS+ for CCのみ)(RL78、RX100、RX200のみ)
- ボード/プログラムの改造をしなくても、システム電流とプログラムの動きの関係を簡単に確認可能です。
- 各種条件により異常電流を検出し、プログラムの停止が可能です。
- ブレークポイント感覚で使用できる通過ポイントにより、プログラム動作と消費電流の変化の関係を見ることが可能です。
これらの機能にはQE for Current Consumptionを使用します。
あんしん: 故障注入検証ソリューション
[疑似エラー・デバッグ] システムで実現困難な異常状態も起こせます
故障注入することで、システム上で発生させることが困難な状態を作り出すことができ、効果的な異常検出時のデバッグを行え安心です。(RH850のECM搭載マイコンのみ)
- マイコンのECCエラーやロックステップエラーなどを疑似的に発生させる事ができ、複数のエラーを同時に発生させるなど様々な故障を注入できます。
- 割り込みベクタ等に簡単にブレークポイントを設定でき、エラー発生後のプログラム動作をデバッグ可能です。
- 各種エラーが発生した場合は、疑似エラー・デバッグ・パネルで確認できます。
あんしん: 安全性検証ソリューション
[排他制御チェックツール] アクセス禁止区間に変数を変更していないか確認できる
特定の区間(例: 割り込み許可区間)に、変数を変更していないかを簡単に検出できます。排他制御が正しく動作しているか確認でき安心です。
- 指定した変数がどの関数からアクセス(読み込み/書き込み)しているか一覧表で確認できます。(CS+ for CCのみ)
- 特定の区間(指定した関数の間)に書き込んだ変数を検出してエラーとして表示します。書き込んだアドレスからソース行にジャンプしてデバッグ可能です。(RH850のみ)(Note1)
Note
- RH850ファミリ用CコンパイラCC-RH V1.04.00以上が必要です。
あんしん: スマート・レポート
品質に関わる情報を一括で出力
プログラムのソース一覧、ビルド・オプション設定、関数と変数の各種情報、カバレッジ率など、品質に関わる情報を一括で出力できます(CS+ for CCのみ)。CS+が提供する様々なレポート機能を使う事で、作成したプログラムの安全性を確認できます。
[出力できる情報]
- プロジェクト・ツリー、依存関係情報、[プロパティ]の表示内容
- ビルド時の品質記録情報
- メモリ・マッピング・プロファイル結果
- 関数一覧、変数一覧、解析グラフ、コール・グラフ、関数変数アクセス表
- コンパイラ評価サービス用ビルド・ツール情報
あんしん: メインコアデバッグ
非セキュリティ開発者に対して、セキュリティ情報を秘匿してユーザプログラム開発が可能
メインコアデバッグ機能を使用すれば、ICU-M上のユーザプログラムを動作させたまま、ICU-M上のユーザプログラムを意識することなく、CPUコア上で動作するユーザプログラムを対象にデバッグを行え、安心です。(RH850/F1KHグループ、F1KMグループのみ)
そのほかの特長
[チュートリアルでかんたん]
プログラムの作成からデバッグまでをチュートリアルの手順通りに操作することにより、誰でも気軽にCS+を体験できます。
[かんたんコード生成 (Note1)]
マイコン周辺機能(タイマ、UART、A/Dなど)を制御するプログラム(デバイスドライバプログラム)をGUI設定により自動的に生成します。
コード生成のAPIはどの製品でも共通の仕様。だから、一度コード生成機能を使用してプログラムを開発すると、異なるマイコンへ変わった時はデバイスドライバ部分を入れ替えるだけ。そのため、開発工数を大幅に削減。開発者は新しい周辺機能を使うのに集中できます。
生成するプログラムはC言語。初めてマイコンを使う人でも、なぜこの設定なのか、どんな処理をしているのかが一目でわかります。
Note
- 一部のマイコンでは対応していません。
[かいてきビルド]
従来の開発環境ではソースファイルをすべて編集したあと、まとめてビルドを実行する必要があり、ビルド時間がかかる原因になっていました。CS+では、ソースファイルを変更・保存するたびにバックグラウンドで自動的にビルドを実行する「ラピッドビルド機能」を用意し、ビルド時間の大幅短縮を実現しました。
[かいてきデバッグ]
さらに、アドレスのプログラムが実行された際に変数の値を表示する「アクションイベント」機能も搭載。
この機能を使えば右クリックだけで容易に変数表示機能が指定できるため、ビルド操作に時間を費やすことなく快適にデバッグできます。
[見えてあんしん、探せてあんしん]
プログラム実行中の変数値をオシロスコープのようにグラフ表示することができるため、センサアプリケーション等に必要となるアナログ変化を把握しながらプログラム開発を行うことができます。
また、関数の実行時間の割合や、コールグラフによって、負荷の高い処理を探すことができるため、システム全体の性能改善を効率よく進めることができます。
他にも、関数や変数のソート表示、CSV出力、定義/宣言箇所の全検索のような解析機能によって、比較的規模が大きく複雑なプログラム構造であっても、管理やメンテナンスを簡単化することができます。
[バックアップであんしん]
プロジェクトとツールを一括保存/復元できる強力なバックアップ機能を搭載しました。
連携ツール
[CS+対応エミュレータ製品]
CS+では、以下のエミュレータ製品(別売)を使用したデバッグが可能です。
[デバッガ拡張オプション製品]
CS+上でリアルタイムOSアプリケーションのタスクレベルデバッグをサポートするデバッガ拡張オプション製品(無償ダウンロード)を提供しています。
[モデルベース開発環境]
CS+とMATLAB®/Simulink®を連携させるツールをご用意しております。
Embedded Target for Renesas CS+ (Processor in the Loop Simulation System) [評価版]
[RH850サイクル精度シミュレータ]
RH850の実機に近い精度で時間計測が可能なサイクル精度シミュレータを、CS+のオプション製品として提供しています。
製品展開
対応マイコン | 製品名 | 受注型名 | 説明 |
---|---|---|---|
RL78 | RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 | RTCRL7800CS01WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRL78ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RL) |
RTCRL7800CS01WNR (Note2) | |||
RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 フローティングライセンス (Note5) | RTCRL7800CS01WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRL78ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RL) | |
RTCRL7800CS01WNRNx (Note4) | |||
RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 | RTCRL7800CL01WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRL78ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RL) | |
RTCRL7800CL01WNR (Note2) | |||
RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 フローティングライセンス (Note5) | RTCRL7800CL01WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRL78ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RL) | |
RTCRL7800CL01WNRNx (Note4) | |||
RL78、78Kファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) | R0C07800QSW01D (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRL78ファミリ、78Kファミリ用コンパイラパッケージ(CA78K0R) | |
R0C07800QSW01N (Note2) | |||
RX | RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 V3 | RTCRX0000CS03WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRXファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RX) |
RTCRX0000CS03WNR (Note2) | |||
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 V3 フローティングライセンス (Note5) | RTCRX0000CS03WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRXファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RX) | |
RTCRX0000CS03WNRNx (Note4) | |||
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 V3 | RTCRX0000CP03WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRXファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RX) | |
RTCRX0000CP03WNR (Note2) | |||
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 V3 フローティングライセンス (Note5) | RTCRX0000CP03WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRXファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RX) | |
RTCRX0000CP03WNRNx (Note4) | |||
RH850 | RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 V2 | RTCRH8500CS02WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRH850ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RH) |
RTCRH8500CS02WNR (Note2) | |||
RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) standard版 V2 フローティングライセンス (Note5) | RTCRH8500CS02WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRH850ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RH) | |
RTCRH8500CS02WNRNx (Note4) | |||
RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 V2 | RTCRH8500CP02WDR (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRH850ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RH) | |
RTCRH8500CP02WNR (Note2) | |||
RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) professional版 V2 フローティングライセンス (Note5) | RTCRH8500CP02WDRNx (Note3) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ、フローティングライセンス管理ツール等を含むRH850ファミリ用コンパイラパッケージ(CC-RH) | |
RTCRH8500CP02WNRNx (Note4) | |||
V850 | V850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) | R0C08500QSW01D (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むV850ファミリ用コンパイラパッケージ(CA850、CX) |
R0C08500QSW01N (Note2) | |||
78K0R | RL78、78Kファミリ用Cコンパイラパッケージ(統合開発環境つき) | R0C07800QSW01D (Note1) | 統合開発環境(CS+)、シミュレータ等を含むRL78ファミリ、78Kファミリ用コンパイラパッケージ(CA78K0R、CA78K0) |
78K0 | R0C07800QSW01N (Note2) |
Note
- ライセンスキー証書等の書類とインストール用の媒体を同梱しています。1ライセンス品の受注型名です。5ライセンス品の場合はL5、10ライセンス品の場合はLA、20ライセンス品の場合はLTが型名の末尾に付きます。
- ライセンスキー証書等の書類のみ同梱しています。1ライセンス品の受注型名です。5ライセンス品の場合はL5、10ライセンス品の場合はLA、20ライセンス品の場合はLTが型名の末尾に付きます。
- ライセンスキー証書等の書類とインストール用の媒体を同梱しています。xは、1ライセンス品の場合 1、5ライセンス品の場合 5、10ライセンス品の場合 A、20ライセンス品の場合 T です。
- ライセンスキー証書等の書類のみ同梱しています。 xは、1ライセンス品の場合 1、5ライセンス品の場合 5、10ライセンス品の場合 A、20ライセンス品の場合 T です。
- フローティングライセンスに対応しているコンパイラ、およびバージョンは以下のとおりです。
- RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ(CC-RL) V1.01.00 以降
- RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ(CC-RH) V1.02.00 以降
- RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(CC-RX) V2.03.00 以降
ターゲットデバイス
「CS+ 対応機能一覧」をご参照ください。
開発ツール サポート情報
タイトル | 概要 |
---|---|
My Renesas | MY RENESASに登録いただくと、各種ドキュメントの改訂情報、ツール製品などのダウンロードサービスやメールニュースなどの各種サービスをご利用いただけるようになります。 |
セミナー | マイコン学習のための情報が掲載されています。 |
FAQ | よくあるお問合せ、開発のヒントが掲載されています。 |
フォーラム | ルネサスの総合コミュニティサイトです。 |
ツールニュース | ツールのリリース情報、注意事項などが掲載されています。 |
動作環境 | ツール製品の最新バージョンの動作環境をご案内しています。 |
旧製品/保守製品 | すでに新規供給を終了しているルネサス開発環境製品の一覧が掲載されています。 |
コンポーネント単体更新情報
- CS+ for CC
- CS+ for CA,CX
- コンパイラ:
- デバイス依存情報:
- コード生成:
- 統合ヘルプ
- CS+ユーティリティ
- エミュレータユーティリティ
- USBドライバ:
- アップデートマネージャ
- Quick and Effective tool solution - QE
無償版から製品版への切り替え
CS+を製品版としてお使いいただくには、CS+のインストール時またはインストール済みのCS+に、購入したコンパイラパッケージのライセンスキーを入力してください。対象のマイコンの機能制限が解除され、製品版として使用できるようになります。操作詳細はマニュアルをご参照ください。
コンパイラのバージョンアップについて
コンパイラのバージョンアップは有償となり、ライセンスキーも別になります。旧バージョンのライセンスキーをお持ちでも、新バージョンのライセンスキーをお持ちでない場合は、バージョンアップすると、新バージョンは無償評価版としてのご利用になります。旧バージョンは引き続き製品版としてお使いいただけます。
旧製品CubeSuiteのライセンスをお持ちの場合
旧製品のCubeSuiteをお持ちの場合、以下の通り製品版としてお使いいただけます。
- 78K用CubeSuite(保守製品)のライセンスキーをお持ちの場合: RL78、78K用CS+を製品版として使用可能
- V850用CubeSuite(保守製品)のライセンスキーをお持ちの場合: V850用CS+を製品版として使用可能
統合開発環境CS+ への名称変更のお知らせ
CubeSuite+は、2014年10月1日のV3.00.00へのバージョンアップにおいて、名称を CS+ に変更いたしました。今後はCS+として、お客様に満足いただけるよう、より使いやすい統合開発環境への拡張を計画しています。また、CubeSuite+のライセンスがそのまま引き継がれますので、ライセンスをお持ちのお客様はCS+にて引き続き製品版としてお使いいただけます。
CS+ for CC と CS+ for CA,CX
CS+の中には、対応するコンパイラによってCS+ for CC と CS+ for CA,CX の2つがあります。Windowsスタートメニューも、この2つになっていますので、ご使用になられるコンパイラによって使い分けてください。
ご購入いただいたコンパイラ製品に同梱されている媒体(DVD)には、CS+(CS+ for CC と CS+ for CA,CX 両方含む)が入っていますが、無償評価版は、CS+ for CC と CS+ for CA,CX に分かれていますので、ご注意ください。なお、CS+、CS+ for CC、CS+ for CA,CXのそれぞれにバージョン番号があります。
Note: 図中バージョン数字は例です。
テーマ別に分冊したマニュアルの説明
CS+にはマイコン共通、およびマイコン個別のマニュアルがあり、テーマ毎に分冊した構造となっております。
CS+ for CC のマニュアル
各マニュアルの記載概要は以下のようになっております。
マニュアル名 | 概要 |
---|---|
インストーラ編 | インストーラについて説明しています。 |
プロジェクト操作編 | CS+の全体概要について説明しています。CS+ の起動からプロジェクトの作成までの操作を説明しています。 |
アップデータ編 | CS+のライセンスを管理する方法とインストールしたツールやヘルプを最新バージョンに更新する方法について説明しています。 |
コード生成ツール 周辺機能操作編 | コード生成ツールの周辺機能の設定機能について説明しています。コード生成ツールは、GUIベースで種情報を設定することにより、マイコンの周辺機能を初期化等をするソース・ファイルを出力します。 |
コード生成ツール 端子図操作編 | コード生成ツールの端子図機能について説明しています。 |
端子配置編 | コード生成ツールの端子配置機能について説明しています。 |
コード生成ツール APIリファレンス編 | コード生成ツールが出力するファイルおよびAPI関数について説明しています。 |
コンパイラ | コンパイラの機能について説明しています。また、コンパイラが出力するメッセージの説明をしています。 |
エディタ編 | エディタ機能について説明しています。 |
ビルドツール操作編 | ビルドツールについて説明しています。ビルドツールは,CS+ が提供しているコンポーネントで構成されており,GUI ベースで各種情報を設定することにより,ソース・ファイルからロード・モジュール・ファイル、ヘキサ・ファイル、ライブラリ・ファイルのいずれかを、目的に応じて生成することができます。 |
デバッグツール編 | デバッグツールの接続設定や実行制御について説明しています。また、接続しているデバッグ・ツールを使用して、プログラムのデバッグを行う場合の情報を提供しています。 |
解析ツール編 | 解析ツールについて説明しています。解析ツールは、ソース・プログラム、およびプログラム実行時の情報を解析し、関数/変数情報を提供します。 |
Pythonコンソール編 | Pythonコンソールの使用方法、ならびにCS+向けに機能拡張した関数、プロパティ、クラス、イベントについて説明しています。Pythonコンソールは、スクリプト言語であるIronPython (.NET Framework上で動作するPython)を使用して、CS+を制御することができます。 |
メッセージ編 | CS+が出力するメッセージを説明しています。 |
CS+ for CA,CX のマニュアル
各マニュアルの記載概要は以下のようになっております。
マニュアル名 | 概要 |
---|---|
起動編 | CS+ の全体概要について説明しています。また,インストール,アップデート,ライセンスの設定などについて説明しています。CS+ の起動からプロジェクトの作成までの動作を説明しています。 |
設計編 | 設計ツール(端子配置,およびコード生成)について説明しています。 |
コーディング編 | CS+ に含まれているC コンパイラ,アセンブラなどのコマンドの役割,および機能について説明しています。C コンパイラ,アセンブラを使用した開発において必要となる情報,および効果的なソース記述のノウハウを提供しています。 |
ビルド編 | ビルド・ツールについて説明しています。ビルド・ツールは,CS+ が提供しているコンポーネントで構成されており,GUI ベースで各種情報を設定することにより,ソース・ファイルからロード・モジュール・ファイル,ヘキサ・ファイル,ライブラリ・ファイルのいずれかを,目的に応じて生成することができます。 |
デバッグ編 | デバッグ・ツールの接続設定や実行制御について説明しています。また,接続しているデバッグ・ツールを使用して,プログラムのデバッグを行う場合の情報を提供しています。 |
解析編 | 解析ツールについて説明しています。解析ツールは,ソース・プログラム,およびプログラム実行時の情報を解析し,関数/変数情報を提供します。 |
メッセージ編 | CS+が出力するメッセージ(内部エラー・メッセージ,フェイタル・エラー・メッセージ,アボート・エラー・メッセージ,インフォメーション・メッセージ,選択メッセージ,ワーニング・メッセージ)の説明をしています。 |