2021年5月14日

2021年3月19日にルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、当社)の生産子会社であるルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社の那珂工場(茨城県ひたちなか市)のN3棟(300㎜ライン)の一部工程において発生した火災による影響が、親会社株主に帰属する当期純利益の減少見込額が直前会計年度の同利益の30%以上であり、適時開示に該当することが判明しましたので、下記のとおりお知らせします。

2021年4月28日公表の2021年12月期第2四半期(累計)の連結業績予想において、営業利益に与える影響額として、稼働損、在庫滅却費用および原状回復に向けた補修費用の発生により、第2四半期までの累計で約239億円の減益を見込んでいます(注)。これに伴い、当社は、2021年12月期第2四半期(累計)の親会社株主に帰属する当期純利益の見込みを発表しておりませんが、同利益についても相応の減益が見込まれます。

なお、2021年4月28日公表の2021年12月期第2四半期(累計)の連結業績予想には、上記の影響額は含まれており、変更はありません。

(注) Non-GAAPベースでは、営業利益において、稼働損の発生などにより、約148億円の減益を見込んでいます。Non-GAAPベースは、財務会計上の数値(IFRS基準)から非経常的な項目やその他特定の調整項目を一定のルールに基づいて控除もしくは調整したものです。当社グループの恒常的な経営成績を理解するために有用な情報と判断しており、当社グループはNon-GAAPベースで予想値を開示しております。具体的には、企業買収に伴い、認識した無形資産の償却額およびその他のPPA(取得原価の配分)影響額、株式報酬費用や当社グループが控除すべきと判断する一過性の利益や損失などを控除もしくは調整しております。

(注意事項)

上記の各影響額は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見込額であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、最終的な影響額は、今後の様々な要因の変化により、当該見込額と乖離する可能性があります。

以上

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