2021年6月16日

ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、当社)は、2021年2月8日付「英国Dialog社の買収手続き開始の合意について」にてお知らせしたとおり、英国の半導体会社であるDialog Semiconductor Plc (CEO : Jalal Bagherli、以下、Dialog社)の発行済普通株式および発行予定普通株式のすべてを取得し、完全子会社化する手続き(以下、本件買収)を開始しました。これに関連して、2021年3月8日付のスキームドキュメントに記載のとおり、株式会社三菱UFJ銀行及び株式会社みずほ銀行との間で2021年2月8日付でローン契約(Facility Agreement)を締結しております。

当社は、2021年5月31日時点の当社発行済株式総数の11.1%に相当する普通株式192,252,800株を1株につき1,174円で発行(以下、「本新株式発行」といいます。)したことをお知らせいたします。払込金額の総額は、220,242,549,760円となります。

払込金額はローン契約(Facility Agreement)におけるFacility Bの減額及びFacility Cの増額に全額用いられます。

本新株式発行の詳細は、2021年6月9日付のオファリング・サーキュラー(Offering Circular)に記載しております。オファリング・サーキュラーの内容(英語)につきましては、当社ウェブサイト(https://www.renesas.com/us/en/about/investor-relations/offer-for-dialog)をご参照ください。

本件買収手続きの完了は、スキームドキュメントに記載のとおり、必要な各国の関連する規制当局による承認及び裁判所の審問における裁判所によるスキームの承認を前提としており、2021年下半期に効力が発生することを見込んでいます。

以上

<留意事項>

この文書は、英国Dialog社の買収手続きに関連して一般に公表するための記者発表文であり、日本国内外を問わず、投資勧誘又はそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。また、この文書は、米国における証券の募集又は販売を構成するものではありません。米国内においては、1933年米国証券法に基づいて証券の登録を行うか又は登録義務からの適用除外を受ける場合を除き、証券の募集又は販売を行うことはできません。

<将来予測に関する注意事項>

本資料に記載されているルネサス エレクトロニクスグループの計画、戦略および業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づきルネサス エレクトロニクスグループが判断しており、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、実際の業績等は、様々な要因により、これら見通し等とは大きく異なる結果となりうることをあらかじめご承知願います。実際の業績等に影響を与えうる重要な要因としては、(1)ルネサス エレクトロニクスグループの事業領域を取り巻く日本、北米、アジア、欧州等の経済情勢、(2)市場におけるルネサス エレクトロニクスのグループ製品、サービスに対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、(3)激しい競争にさらされた市場においてルネサス エレクトロニクスグループが引き続き顧客に受け入れられる製品、サービスを供給し続けていくことができる能力、(4)為替レート(特に米ドルと円との為替レート)の変動等がありますが、これら以外にも様々な要因がありえます。また、世界経済の悪化、世界の金融情勢の悪化、国内外の株式市場の低迷等により、実際の業績等が当初の見通しと異なる結果となる可能性もあります。