低レイテンシのRapidIOインターコネクトと先進のタイミング技術を使って ハイパースケールデータセンターでのリアルタイム解析ソリューション開発を支援

2015年7月22日

 IDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、エンタープライズコンピューティングやクラウドコンピューティングのエンドユーザーのリアルタイム・アプリケーションへのニーズに対応するオープンなハイパフォーマンス解析コンピューティング研究所、Open High-Performance Analytics and Computing (HPAC) Labの開設を発表しました。同研究所は、ヘテロジニアス処理技術をサポートし、IDT の RapidIO® およびPCIe®インターコネクト半導体、先進のタイミング製品、メモリーインタフェース製品のポートフォリオと接続される、業界をリードするCPUやアクセラレータハードウェアのベンダー各社に対応します。

 カナダのオタワにあるIDTの施設を拠点としたOpen HPAC Lab はコントリビューションモデルに基づいて運営されます。エンドユーザーが、様々なプロセッサタイプを必要とする解析やハイパフォーマンスコンピューティングを、低レイテンシ、高い処理能力、高いエネルギー効率で実現するためのアプリケーションソフトウェアを開発できるように、IDTとパートナー各社が初期投資を行ってきました。研究所での作業対象となるアプリケーションは、リアルタイム解析、深層学習、パターン認識、動画解析、画像処理などがあります。

 研究所の中核となる技術は2014年FIFAワールドカップ結晶トーナメントで、Twitterトラフィックのコンテンツ解析に使用され、最近では CERNによって大型ハドロン衝突型加速器およびデータセンターの解析に採用されています。当研究所は、IDT が共同議長を務めるオープンコンピュートプロジェクト(OCP)ハイパフォーマンスコンピューティング・イニシアチブに沿った 業界標準のITフォームファクター・ソリューションに基づいています。

 IDTの最高技術責任者(CTO)兼グローバルオペレーション部門の総括責任者である Sailesh Chittpeddi は次のように述べています。「ハイパースケールに対応したクラウドデータセンターにおいて、大量の非構造化データの解析が重要性を増す中で、プロセッサと、GPUやFPGAなどのアクセラレータを併用するニーズは際立っています。また、分散型マルチプロセッサシステムの作業負荷に遅れを取らないようにするには、低レイテンシのインターコネクトが鍵となります。RapidIOインターコネクトが実現する低レイテンシとエネルギー効率性を求める人に役立つコラボレーション領域を提供するために Open HPAC Lab を立ち上げました。」

 NVIDAのプラットフォームアライアンス担当ディレクターである Duncan Poole氏は次のように述べています。「高度にプログラミング可能なウルトラハイパフォーマンスGPUテクノロジは、モバイル側に適用するリアルタイム解析などの新しい分野で、ハイパースケールクラウドデータセンターに変革をもたらします。IDTおよびOpen HAPC Labと連携して、RapidIOヘテロジニアスコンピューティングプラットフォーム上でお客様が先進の次世代アプリケーションを開発するための支援を行うことを心待ちにしています。」

 ARMのサーバーシステムおよびエコシステム担当ディレクターのLakshmi Mandyan氏は次のように述べています。「低レイテンシでエネルギー効率に優れたコンピューティングは、エンタープライズデータセンターとクラウドデータセンターの両方をスケーリングする際に欠かせない要素です。すでに多くのARMのエコシステムパートナー様がIDT社のOpen HPAC Labで同社とのコラボレーションを実現しています。また、当社はRapidIO.org の主要メンバーの地位を占めています。そのため当社では、Open HPAC Labでの作業を、パートナーがARMベースのヘテロジニアスコンピューティングを実際のプラットフォームでテストし、アプリケーション開発を加速させるための重要な構成要素とみなしています。」

 また、OPCのCEOであるCorey Bell 氏は次のように述べています。「Open HPAC Lab はOCPハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)イニシアチブをサポートする実用的な場所です。ここでは、業界で最大規模の計算中心の作業負荷を抱えたエンドユーザー特有のニーズに対応できます。OCP HPCグループの作業が成熟するとともに、Open HPAC Labへのハードウェアプラットフォームのコントリビューションが増えるのは興味深いことです。コントリビューションが増えれば、当組織のエンドユーザーが、自社システムを構築する前にエンドアプリケーションを開発する場が実現します。この研究所は、OCPのコンピューティングソリューションの採用を促進する重要なきっかけになる可能性があります。」

 関心をお持ちの方には、Open HPAC Lab での解析プロジェクトの実施をIDTに申請いただけます。商用用途や公的用途の利用可能性のあるプロジェクトを、案件ごとに選定します。詳しくは、[email protected]までお問い合わせください。

IDT社について

 IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ でもお調べいただけます。

  IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

《本プレスリリースに関するお問合せ先》

日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社

〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F

マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美

TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011 E-mail: [email protected]

 

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