2020年3月26日

 新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および感染拡大により困難な生活環境におられる皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復を祈念致します。

 ルネサスエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO、柴田英利、以下当社)グループの生産拠点への影響は、現時点において、以下のとおりとなっております。

1. マレーシアにおける当社グループの生産拠点

 マレーシア政府により発令された活動制限令によって、2020年3月18日にマレーシアにおける当社グループの以下の3生産拠点において、生産を一時停止致しました。それぞれの生産拠点における現況は、以下のとおりです。

  • Renesas Semiconductor (Malaysia) Sdn. Bhd.
  • 2020年3月21日から一部生産を再開しており、本日時点において、マレーシア政府からの要請に従い、限定的に生産を行っています。
  • Renesas Semiconductor KL Sdn. Bhd.
  • 2020年3月26日から一部生産を再開しており、本日時点において、マレーシア政府からの要請に従い、限定的に生産を行っています。
  • Integrated Device Technology Malaysia Sdn. Bhd. (注)
  • 2020年3月19日から一部生産を再開しており、本日時点において、マレーシア政府からの要請に従い、限定的に生産を行っています。

(注) 2020年4月1日にRenesas Electronics (Penang) Sdn. Bhdに社名変更する予定です。

2. 中国における当社グループの生産拠点

 中国における当社グループの以下の2生産拠点において、生産を一時停止致しましたが、2020年2月10日から一部生産を再開しており、本日時点で通常稼働による生産を行っています。

  • Renesas Semiconductor (Beijing) Co., Ltd.
  • Renesas Semiconductor (Suzhou) Co., Ltd.

 なお、2020年2月12日に公表した2020年12月期第1四半期業績予想については、上記マレーシアの当社グループ生産拠点における生産停止の影響が追加的に見込まれるものの、現時点において修正の予定はありません。

以 上

(将来予測に関する注意)
本資料に記載されているルネサス エレクトロニクスグループの計画、戦略及び業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づきルネサス エレクトロニクスグループが判断しており、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、実際の業績等は、様々な要因により、これら見通し等とは大きく異なる結果となりうることをあらかじめご承知願います。実際の業績等に影響を与えうる重要な要因としては、(1)ルネサス エレクトロニクスグループの事業領域を取り巻く日本、北米、アジア、欧州等の経済情勢、(2)市場におけるルネサス エレクトロニクスのグループ製品、サービスに対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、(3)激しい競争にさらされた市場においてルネサス エレクトロニクスグループが引き続き顧客に受け入れられる製品、サービスを供給し続けていくことができる能力、(4)為替レート(特に米ドルと円との為替レート)の変動等がありますが、これら以外にも様々な要因がありえます。また、世界経済の悪化、世界の金融情勢の悪化、国内外の株式市場の低迷等により、実際の業績等が当初の見通しと異なる結果となる可能性もあります。


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