広い入力電圧範囲により、 最適な高効率コンピューティング電源ソリューションを提供
2013年10月10日

革新的なパワーマネジメントと高精度アナログ・ソリューションのプロバイダとして世界をリードするインターシル(本社:米国カリフォルニア州ミルピタス、NASDAQ:ISIL)は、10月8日(米国時間)、Intel VR12.5セントラル・プロセッサ向けに高コスト効率で省スペースの電源ソリューションを提供する新しいコア・コントローラISL95816を発表しました。ISL95816コントローラは広い入力電圧範囲と優れた高速負荷過渡応答を特長としており、モバイル・コンピューティング機器に最適です。


最新のウルトラブックやタブレット製品の電源要件は、複雑さを増しています。コア・コントローラには、指定された電圧の提供と、広い入力電源電圧からのCPEコア電圧の安定化が求められます。また、こうした先進的なシステムは、電力密度と効率を向上し、実装面積の大幅な低減を可能にする必要があります。

 

Intel VR12.5プロセッサの電源要件を満たすISL95816は、革新的な設計コンセプトに基づき開発された4相降圧型コントローラで、業界最高のダイナミック過渡応答特性を提供します。入力電圧範囲は4.6Vから19Vと広く、NVDC型または在来型のアダプタの使用が可能です。また、外付けドライバや互換DrMOSソリューションとの組み合わせを可能にするPWM出力を提供し、設計の柔軟性を向上します。

 

さらに、ISL95816はインターシルの独自技術であるR3モジュレータの採用により、出力電圧上のリンギングを最小に抑えながら、高速負荷過渡応答を実現します。R3モジュレータの性能によって、スイッチング周波数と出力キャパシタンスを低減し、VR12.5仕様をサポートします。これにより、効率の向上と、実装面積と部品点数の低減を実現します。

 

  • スイッチング周波数のプログラムが可能で、広範な出力フィルタの使用を可能にし、設計の柔軟性を向上
  • 故障防止のため、過電流、過温度、過電圧/電圧低下に対する保護機能を内蔵
  • 出力電圧を0.5Vから2.3V間で安定化
     

ISL95816は小型の32ピン3 x 4mm QFNパッケージで提供され、1,000個一括購入時の単価は2.49米ドルからです。包括的な評価ボード「ISL95816EVAL7Z」を699米ドルで提供しています。詳細はhttp://www.intersil.com/jp/products/power-management/computing-power-vrm-imvp/multiphase-controllers/ISL95816.htmlをご覧ください。

 

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