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Supply Chain

サプライチェーン

 

基本方針

ルネサスは、各国の法令を遵守し、公正な取引関係のもとで、グローバルな市場から必要な資材・サービス等を、適切な品質・価格・納期で調達活動を実施することを基本方針として定めています。また、環境や人権、労働をはじめとする社会的課題に対し、持続可能で倫理的なサプライチェーンの強化に取り組むことで、お客様、取引先、および当社の企業価値の向上に努めます。

調達方針はこちらをご覧ください。

推進体制

ルネサスは、グループ全体で持続可能な調達活動を推進すべく、グローバルな組織体として調達統括部を設置し、事業部門、生産部門と連携のうえ、最適な調達活動に取り組んでいます。グローバル全体で持続可能な調達を推進しています。

調達部員の研修の実施

ルネサスでは、企業倫理推進の一環として調達部門研修において「ルネサスエレクトロニクスグループ行動規範」をはじめ、各種コンプライアンス教育を、新入社員、転入者を含む全調達部員に対し実施するとともに、環境などCSR課題の最新動向については、定期的な教育を実施することで、企業倫理の浸透、情報共有を行っています。 

持続可能な調達の推進 - 公正・公平な取引実現

ルネサスは持続可能な調達活動を通じ、お客様に高品質な商品・サービスをお届けするため、安心・安全はもとより環境や社会にも配慮するなど、サプライチェーン全体においてサステナビリティを推進していくことが重要だと考えています。

そこで、ルネサスのサプライチェーンを構成する取引先に遵守いただく具体的な行動を規定した「サプライチェーン向けCSR推進ガイドブック」(日本語版/英語版)を作成し、国内外の一次サプライヤの取引先約1,200社に配布し、サプライチェーン全体におけるサステナビリティを推進しています。

本ガイドブックは、社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が制定した「サプライチェーン CSR 推進ガイドブック」に準拠しており、ルネサスサプライチェーンに関わる、二次以降のサプライヤを含む全取引先にルネサスの持続可能な調達についての考え方や倫理的価値観を示し、共通の視点に立って活動を推進していただくことをお願いしています。

<サプライチェーン向けCSR推進ガイドブックにて取り組みをお願いしている項目>

CSR活動全般
  • CSR活動の積極的な推進
  • 社会・地域への貢献
環境保全に関する社会的責任
  • 製品に含有する化学物質の管理
  • 製造工程で用いる化学物質の管理
  • 環境マネジメントシステム
  • 環境影響の最小化(廃止宇・汚泥・廃棄など)
  • 環境許認可/行政許可
  • 資源・エネルギーの有効活用(3R)
  • 温室効果ガスの排出量削減
  • 廃棄物の削減
  • 環境保全への取り組み状況開示
公正取引・企業倫理に関する社会的責任
  • 汚職・贈賄などの禁止
  • 優越的地位の濫用の禁止
  • 不適切な利益供与および受領の禁止
  • 競争制限的行為の禁止
  • 正確な製品・サービス情報の提供
  • 知的財産の尊重
  • 適切な輸出管理
  • 情報公開
  • 不正行為の予防・早期発見
人権・労働に関する社会的責任
  • 強制的な労働の禁止
  • 非人道的な扱いの禁止
  • 児童労働の禁止
  • 差別の禁止
  • 適切な賃金
  • 労働時間
  • 従業員の団結権
品質・安全性に関する社会的責任
  • 製品安全性の確保
  • 品質マネジメントシステム
情報セキュリティに関する社会的責任
  • コンピュータ・ネットワーク脅威に対する防御
  • 個人情報の漏洩防止
  • 顧客・第三者の機密情報の漏洩防止
安全衛生に関する社会的責任
  • 機械装置の安全対策
  • 職場の安全
  • 労働災害・労働疾病
  • 緊急時の対応
  • 身体的負荷のかかる作業への配慮
  • 施設の安全衛生
  • 従業員の健康管理

ルネサスグループサプライチェーン向けCSR推進ガイドブックはこちらをご覧ください。

サプライチェーンにおけるリスク把握

ルネサスグループは、継続的取引のある主要取引先を対象に、「サプライチェーン向けCSR推進ガイドブック」の遵守状況を確認し、改善いただくため、定期的にセルフチェックを依頼しています。現在取引金額の90%をカバーする主要取引先に対しこのセルフテストを実施しています。また、新たに資材取引を開始する場合には、新規取引先に対して「サプライチェーン向けCSR推進ガイドブック」に示された項目への取り組み状況をご報告いただくとともに、取り組みへの賛同をお願いしています。これらの活動の結果、サプライチェーンに高いリスクを及ぼすと判断した取引先に対しては、速やかに改善計画の立案を要請し、改善に向けた支援を提供しています。

グリーン調達の推進

ルネサスは環境基本理念に基づき、環境に優しい製品やソリューションを提供することにより、持続可能な社会の実現に貢献しています。この実現には、製品を構成する部品や材料などの環境負荷が低減されていることが不可欠となります。ルネサスグループでは、環境保全に積極的な企業から、環境に配慮した部品や材料を優先的に調達する「グリーン調達」を推進しています。

製品の構成材として使用する部品や材料、当社製品の製造で使用する部品や材料、当社製品の包装のために 使用する部品や材料、および生産委託により製造された製品を納入されるすべての取引先を対象に、グリーン調達基準を明確にし、当社製品の環境負荷低減を図ることを目的とした「グリーン調達ガイドライン」を制定し、遵守を要請しています。

当社での環境RoHS指令などの法規制対応や購入品の含有物質調査を実施し、取引先各社の環境への取り組みが進んでいることを確認しています。また、製品に使用する原材料などの調達は、環境保全を積極的に推進している取引先から、環境負荷が少なく有害物質を含まない商品を優先的に購入しています。業務用品・IT機器などの物品調達においても、その物品の環境負荷情報に基づき、環境に配慮した商品を積極的かつ優先的に選定しています。実績として、2019年下期および2020年上期の製造委託取引金額全体の内、95%以上をカバーする取引先が、ISO14001を取得しています。

ガイドラインおよび基準書

ご参考:グリーン調達 回答フォーマット

  • 「環境負荷物質分析データ」では報告書の様式は定めておらず、自由形式での回答となります。(「グリーン調達基準書」参照)
  • 回答時は電子ファイル(Excel)をメールに添付。

責任ある鉱物調達に対する取り組み

ルネサスは、経済協力開発機構(OECD)の「紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイドライン」を参考に、責任ある鉱物調達に関するアプローチとして、直接の取引先のみならず、上流のサプライチェーンにおける原材料調達をカバーしています。

調査の結果、当社が潜在的なリスクを確認した場合、直接の取引先に対して改善要求(認証済みの製錬所からの調達への切り替え)を行うことで、責任ある鉱物調達の実現に努めています。

2019年においては、スズ、タングステン、タンタル、金(3TG)を対象に、当社グループの調達品に含まれる原材料(鉱物)の精錬所が計253か所あること、その253か所の精錬所がRMIのConformant Smelter Listに掲載されていることを確認しました。

また、2019年には、3TGに加え、コバルトの監視にも着手し、サプライチェーン内のコバルト製錬所の特定を開始しました。ただし、Responsible Materials Initiative(RMI:外部サイトにリンク)の「コバルト報告テンプレート(CRT)」を使用した検証済みの製錬所の確認については、3TGとは異なり規制が存在していないため、困難になっています。

Responsible Business Alliance (RBA)に加盟

ルネサスは、グローバルなサプライチェーンにおける企業の社会的責任を推進する企業連合「Responsible Business Alliance」(RBA)に加盟しました(2021年4月19日発表)。RBAは、2004年に設立された非営利組織で、グローバルなサプライチェーンによって影響を受ける労働者とコミュニティの権利と福祉を世界中で支援しています。ルネサスは、RBA加盟企業として、RBAのビジョンとミッションを全面的に支持し、製造プロセスにおいて環境への責任を持つこと、労働者が敬意と尊厳をもって処遇されることなどのRBAの行動規範を遵守します。

 

サプライチェーン概要データ

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図:サプライチェーン概要データ