主要環境項目と目標

ルネサスは主要な3つの環境保全項目、気候変動への取り組み、水資源を守る、廃棄物に対する取り組みについて中長期の目標を定めています。環境保全への取り組みをグローバルに計画的に実行できるよう取り組んでまいります。(GHG排出削減、水総使用量原単位改善の目標は2021年度を基準年として設定しています)

GHG排出削減目標: 2021年を基準年として2030年に38%削減、カーボンニュートラル(Scope1およびScope2)2050年
水総使用量目標: 2021年を基準年として水総使用量の売上高原単位を2030年に33%改善
水リサイクル率: グローバルの生産拠点における水のリサイクル率を2030年までに35%にする
廃棄物リサイクル: リサイクル量を分子、総廃棄物排出量を分母とした比率

2022年度主要環境項目と実績

2022年度のGHG排出量は旺盛な半導体需要により前年に引き続き生産拠点の稼働が上がる中、省エネ施策の推進やグリーン電力の購入など温室効果ガスの削減に努め、排出量は前年と比較して約7%減少しました。水資源の保全については、拠点閉鎖に伴う水消費量の減少もあり、水総使用量売上高原単位は前年から38%削減と、大幅に改善しました。また、水リスク地域と設定している中国の2製造拠点(北京、蘇州)においても取水量売上高原単位の年間目標を共に達成しました。

廃棄物はルネサスグループ全体で廃棄物のリサイクル率は92%となりました。一昨年度に続き、目標である90%を達成しました。

加えて、環境法令や条例違反についても一昨年度に引き続き0件でした。

GHG排出: 対2021年増減率(Scope1およびScope2)
エネルギー使用: 対2021年増減率、ルネサスグループの使用するエネルギーの総和(電気、軽油、蒸気等)

* 2023年7月1日に数値を修正しました。詳細は編集方針をご覧ください。